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魯迅作品集

中国語を勉強し始めたので、中国文学のトップ
魯迅の作品を読んでみた。
時代背景と共に、彼の作品柄を知れた気がする。
「狂人日記」「故郷」「阿Q正伝」は有名。
一番読みやすいのは、「故郷」かなぁー。
好きなのは、ないかな😅
かなり上級者向けの作品でーーす!


狂人日記

後ろから残り2ページのところで、一度読んだことある話だと気がついた。
前回よりも話の内容を理解して読めた。
確かに狂人にしか書けなそうな日記。
「人が人を食う!自分も食われるのではないか!逃げろ!」と、簡単に言うとこんな被害妄想の話。
結局は、自分も夕飯に紛れて人を食っていたかもしれない、というオチ。
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孔乙己(こういっき)


貧乏な孔乙己は盗みをして、骨を折られる。
飲んだ酒のお代を“つけ”で払わぬまま、彼はやってこなかった。
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小さな出来事


なぜこんなに短い文章で話が成立するのかわからない。主人公の言っていることもよくわからん。なぜ、その気持ちの変化になったのだ。難しいなぁー

故郷

どの時代でも読みやすい普遍性のあるお話だった。とりあえず20ページぐらいだから読みやすい。
最後の最後に刺さる3文を残してくる著者、最強すぎる。
「希望というものは、本来あるともいえないし、ないともいえない。それは、ちょうど地上の道のようなものだ。もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」

要約
故郷を離れて出世していた私(主人公)は、同族を連れて私の家に引っ越すため、帰郷していた。
数十年もの間、故郷を離れていたので、過去の友人や知人とは、関係が変わっていた。
私は出世していたが、故郷の皆は貧しいままだった。
かつて親しかった閏土(ルントウ)は、出世した私に距離をとっていた。
私は、そんな2人の関係を残念に思った。
そして、閏土の子供と私の甥が親しくしているのをみて、将来この2人が私と閏土と同じようにならないことを願うのだった。
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阿Q正伝

3回読んでようやく理解できた。
魯迅の書き方が読みにくいのか、この時代の表現に追いつけないのか、単純な文章理解も難しい。
しかし、国民党が町にやってくる前と後で話を考えると、話の筋が見えた。
阿Qの行状は、「盗人だった」ということだろうか。完璧なまでの理解には程遠いけど、なんとか理解した、はず。

概略
著者が「阿Q」の正伝(伝記のようなもの)を書こうとして、阿Qの半生を振り返るお話。
舞台の中国は、清王朝末期。(1910年代)
序盤は、阿Qが暮らす町での阿Qの日常が描かれる。
後半につれて、後の中華民国を建国する中国国民党が町にやってきて、阿Qが逮捕される様子を描く。
著者は阿Qの半生を回顧しながら、その回顧するのがそのまま正伝として記録される。ゆえに、突然阿Qの半生が書かれるので、どこからが序章でどこからが本題なのかを注意すると読みやすい。
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宮芝居

前半は、宮芝居を見た話。。
後半、宮芝居の帰り道、少年は老人の畑から豆を盗んだ。
翌日、老人と会った少年は「豆を盗っただろう」と老人に言われる。少年は「いや、あの豆はお客にご馳走した」と返す。
老人は「芝居はどうだった」と聞く。
少年は「よかったよ」と
老人「豆はもうなくなったかい」と聞く。
少年「とてもうまかった」と答える
老人は、少年の様子に感激して、少年の船に残っていた豆を少年の母に渡した。
少年は家で豆を食べたが、それほど美味しく感じなかった。
老人は、豆を美味しく平らげた。またあの夜のようないい芝居を見たこともなかった。

藤野先生

ふ〜ん、って感じ。
可もなく不可もなく。
魯迅の東北大学での様子が少しわかるぐらい

眉間尺(みけんじゃく)

前半の主人公が後半の主人公に首を刎ねられて、主人公は生首になる。笑?謎すぎる話のスタートがあって、後半の話が入ってこなかった。
よってよくわからん話です笑


ここまでの全ては、読んだ私の感想です。
なので、
詳しく知りたい方は本を読むか、
ウィキペディアでも見て!ね

今のところ、アフィリエイトは使ってなーい。
使ったら追記しまーす

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