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ビジネス(or副業)をやってみたいけど、考えすぎて行動・決断できない人へ

①やってみたい人10000人
②やる人100人
③やり続ける人1人

という言葉をご存じですか?

頭の中でこうなったらなぁ~、こうなりたいなぁ~
と描く人はいっぱいいますが
実際に行動に起こす人はごく少数で
そこからさらに行動し続けられる人はさらに少数
という事象の例えですね。

行動に起こす人が少ない理由としては

そこまで熱量がない
めんどくさい
失敗したくない
損したくない
よくわからない
今じゃない(永久に先延ばしで、一生が「今」がこないやつ)

などが大半かと思います。

さらにここからは具体度を上げて
起業やビジネス、副業を検討してる人に絞って
お話したいと思います。

私は職業柄、社会人のビジネスや副業、
起業の相談に乗りますが、

多くの人が行動できずに
二の足を踏んでいる理由ベスト3について
解説したいと思います。

逆にこの記事を読んで行動できない原因を俯瞰できれば
今日から行動できる人なるかもしれません。

1位:何がしたいか(何が合っているか)分からない

この状態の人におすすめなのは、
①「情報のシャワーを浴びる」です。
書籍、youtube、SNS、起業家に会う
なんでもいいので知見を広げましょう。
その中で少しでも興味が出たものに
パパっと挑戦してみると良いです。
(ちなみに私は、いろいろ調べてなくても
興味を持ったら最初の話でもパッと行動する派です。)

上場企業を創業した人もほとんどが
初期のビジネスからは転換(ピボット)しているので
最初のビジネスモデルにそんなに
慎重になり過ぎない方がいいです。
やっているうちに変わったり、派生していきます。
経験からどんどん新しい道が生まれてくるので
スピード感優先で挑戦して経験を積みましょう。

②自分の身近なところや過去の経験、普段の生活にアンテナを張る
ビジネスは、「困っていること」を解決したり、
「こうなったらいいなぁ」を叶えることで生まれるので
この2つの視点で日常を常に観察しましょう。
例えば、私のクライアントは
お母さんが料理をよくするんだけど、
フライパンがすぐダメになって
よく色んなメーカーに買い換えている
というところから
買い換えなくていい品質のフライパンメーカーを起業して
ヒットしたという事例があります。
身近なところにヒントは沢山ありますね!

③メンターを見つける
新入社員として会社に入社した時もメンター(指導員)が
ついてOJTしながら業務を覚えていく会社は多いと思います。
信頼できる人を見つけて、
最初は何からしたらいいか相談できる状況になると
スタートしやすいですね。
ドイツ初代宰相のビスマルクの言葉
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
ですね。
愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
賢者はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶのを好むということです。
他人が先人として確立している
メソッドやルール、法則、ノウハウがあるなら
自分で考えずにさっさと先人から聞いて、
取り入れた方が失敗確率が下がりますし、効率的ということです。
ここで最初から自分の考えをいれようとしたり、
自分で0から調べようとする人は、
いつまでも行動が始まらなかったり、
しなくていい無意味な回り道や失敗を
してしまっている人を大勢見てきました。
他人から学べない人と、学べる人、
会社の新入社員に置き換えて考えたら分かりやすいと思います。
やはり優秀で結果を出すのが早いのは後者になります。

2位:金銭的損失が怖い

日本人は世界価値観調査においても、
世界最低水準のリスク許容度という結果が出ています。※
未知のもの、金銭的リスクを過剰に恐れる国民性といえます。
裏を返せば、みんな失敗を恐れてリスクを取れる人が少ないので
大チャンスといえます。
ただ日本人は、パチンコ、競馬大好きですし、
飲み、ゲーム、旅行などの浪費
(人生でこれらに使う金額を合計すると結構な金額になりますよ!)
車のローン、住宅ローンは、みんなやっているからと
既視感による安心でノールックで資金を投下していますが、、、

今は会社員の収入の範囲の資金でも
始められるビジネスはいくらでもありますし、
国が資金をサポートしてくれる制度もあるので
人生がひっくり返ったり、
数千万円クラスの負債で破産するような
多額の金銭的リスクを負うような選択を
わざわざする必要はありません。
自分が仮に損しても許容できる範囲の資金を投下して始めましょう。

金銭的リスク許容度は、
その人のこれまでの経験、性格、生き方、育てられ方、資金によります。
シンプルな話、
10万円も投下できにない人には10万円は入ってきませんし、
100万円投下できない人には100万円は入ってこない
みたいな感覚です。
リスクを負わないのにお金が入ってくる
美味しい話は存在しません。

ちなみに1円も100%損したくない人や、
損失を他責に捉えてしまう人は
ビジネスや投資は向いていないのでやるべきではありません。

※参考:
https://toyokeizai.net/articles/-/371804

3位:飽和しないか、競合が増えないか不安

これも昔から、すごい聞かれます。
「xxビジネスは飽和して将来稼げなくなりませんか?」
「xxビジネスは今、参入者が多くて飽和しているんじゃないですか?」
まず、正直言って、そのビジネスが飽和するか、しないかは
誰にも分かりません。
iPhoneはいつまでシェア1位ですか?
カップヌードルは売れなくなりませんか?
と聞かれても誰にも分からないですよね。

飽和を心配してビジネスをしないのは
ナンセンスだと個人的には思います。

逆にビジネス初心者が市場を
飽和させるくらい稼いだらすごいことですね。
余裕で年商が億を超えると思います。
そこまでやれれば仮に攻めていた市場が飽和しても
ピボット(事業転換)して稼げると思いますし、経験値も得られます。
それに仮に市場が飽和していても、
副業で月数万円~数百万円の規模を目指しているなら
数千億円、数兆円規模の市場なら隙間はいくらでもあります。

現にどの業界でも後発だったり、レッドオーシャンでも
うまくやっている人は、利益を出せていますね。

あとはダイエットでも資格の勉強でもそうですが、
みんな継続が苦手で、どんどん脱落していくので
続けているだけで勝ち残れていたというケースが多々あります。

成功している起業家に成功の秘訣を聞くと
大抵「続けること」と返ってくるのはそのためです。


以上、ビジネスを始められない理由ベスト3でした。

結論、やる前からあれこれ考えず、
やりながら考える習性を身につけましょう!

「途中であきらめる」だけが失敗で、
他の失敗はすべて成功への必要な経験値です。

「とりあえず、やってみなはれ」
byサントリー創業者 鳥井信治郎

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