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大学1年でイギリスに語学留学に行った話~現地編(最終)~

この話は後半です。前半では語学留学に行こうと決めた理由やどうしてそのプログラムにしたのかなどが書いてあります。

私は1ヶ月間イギリスのサセックス大学に語学留学をしていました。以下では現地での生活を話していきます。↓サセックス大学

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学生寮について

私は1人部屋キッチン共同の学生寮で生活をしていました。キッチンを共有するメンバーは日本の同じ大学の学生が5人(私含め)、現地学生1人でした。自分の部屋にはトイレとシャワー室があり、共同キッチンにはオーブンなどもあり、生活する分には問題ありませんでした。

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クラスの友達との出会い

まず、初めての授業でクラス決めを行いました。いくつかの文法などを問う問題や先生との英会話などを通して大まかに英語力を測られ、クラスが決まりました。その後、先生に連れられてある教室に行くと中には中国人ばっかりでした!(笑) それに、めちゃくちゃ元気というか、フレンドリーな中国人もいて、教室に入って早々に「なんていう名前なの?日本のどこから来たの?まゆか(私たちより早く来ていた日本人)とは知り合いなの?」とかとか、まぁとにかく積極的な子もいました。

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授業に関しては、↑の写真のようにスクリーンがあり、その周りに簡易机が付いた椅子を円状に並べて行っていました。先生は勿論オールイングリッシュですので、初めは何をするのかが全く聞き取れず、「このままやっていけるのか。。」とか思っていましたが、中国人の学生も優しく、色々教えてくれて楽しい時間を過ごしました。

イギリスにも慣れ、何日か過ぎた頃、授業終わって中国人の学生たちと話をしていると、彼らは大学から少し離れたルイス(だったかな)という地区でシェアハウスをしているという事が分かった。そして、帰り際に「一緒に行こう!」みたいなノリになり、彼らの家に行くことに!途中みんなで買い物などをして、「イギリスのこのお店はハーゲンダッツが安い!中国で買ったら1.5倍もする!」とか言いながらみんなでシェアハウスに向かいました。

そこからは、言われるがまま荷物を置き、椅子に座らされ、女の子たちは料理をして、男の子たちはそのサポートをしていました。気づけば、めちゃくちゃ沢山の料理を用意してくれました。↓これの1.5倍くらい!!!

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食事はみんなで食べるスタイル。箸ではなく1人1つフォークを渡され、大皿からフォークで取り、口へ運ぶイメージ。初めは食べ方がぎこちなく料理を落としていたので中国人の学生に笑われていましたが、持ち前の愛嬌でごまかしていました。食卓に並んだのはすべて中国料理。辛い。まじで辛い。彼らは中国は四川州の出身みたいで、特に辛いものが好きみたいでした。でも、遠い地イギリスでよくこんな美味しく母国の味が出せるもんだ!と関心していましたが、基本的な調味料は大量に持ってきていたらしい。あと米も。結構印象に残っているのが、イギリスの野菜はまずいって連呼していた事。「Drag!(薬)」だったかな「like medicine(薬みたいな味)」みたいなことめちゃくちゃ言ってた。私は中国も農薬とか使うイメージだったから同じじゃないのかなとも思ったけど、中国は野菜美味しいみたい。まぁ、中国料理って結構野菜入ってるし、野菜が美味しくなきゃ使わないか!

そんなこんなで、いい友達と出会い、まじで楽しい時間を過ごしました。

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現地での主な生活

また話は戻り、現地では基本的に平日は9時30分くらいから授業があり、昼ご飯は大学内にいくつもあるカフェか食堂で食べて、午後4時過ぎまでまた授業を受けるという感じでした。

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そこからは自由時間なので、大学内を散策する(めちゃくちゃ広い)、電車で少し行ったブライトンで買い物や夜ご飯を食べたり、色々でした。

休日は、ほとんど観光をしていました。イギリスだとハリー・ポッターで有名な9と4分の3番線のキングス・クロス駅や、大英博物館、バッキンガム宮殿、ロンドン塔、ケンブリッジなどなどあらゆるところに行きました。また、休日と大学の開設記念日が重なり、4連休があったのでフランスにも旅行に行きました。(勉強やってるの??笑)

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感想(英語に関して)

正直なところ、1カ月イギリスに行けば英語ペラペラになって帰ってくるだろうと思っていました。考えが甘いですよね。だけど、確実に言えることがあります。それは英語を学ぶ大切さに気づけた事です。

日本で生活をする上で、英語を使う機会はほとんどありません。あったとしても、簡単な英語表記の看板や会社の名前くらいです。英語を話さなくてはならない状況なんて21年間一切ありませんでした。また、学校の授業も日本の教師が行いますし、来てくれる外国人講師も日本語が話せる人が多いので、正直ある程度ニュアンスだけ伝わればいいやと思っていました。また、高校英語に関して言えば、完全に受験対策になっていて、微々たる配点のリスティングを捨て文法と長文に力を注いでいたので、聞くことも話すこともできないけど読むことはできる!みたいな学生が成長していきました。

そこで、実際に海外に行き、現地の人に「自分が行きたいところ、分からないところ」を英語だけで伝え、相手のレスポンスを聞き、それらを理解するという経験をしたことで英語を学ぶ大切さに気づくことができたし、初めて英語楽しい!!って思えました。何が楽しかったのかを説明する事が難しいのですが、まず「自分の英語が伝わっている」という驚きというか、勿論当たり前のことを言っているのですが、、、例えば、中国人と話しをする場面で、私は中国語は分かりませんし相手の方も日本語が分かりません。しかし、お互い英語を話すことができたらコミュニケーションが取れる!という発見です。勿論、頭では「それは当然」と分かっていました。だけど、実際にコミュニケーションが取れた時、特に自分のボケやギャグが通じた時なんかは感動しました。笑

感想(旅全体に関して)

イギリスやフランスという異国の文化を知ることができました。例えば、日本みたいにバラバラに建物が建っているのではなく、日本の百貨店のような建物がいくつもいくつもあることやパンやパスタ、ピザみたいな食生活。あと、ヨーロッパ諸国で一括りしていたけど、イギリスとフランスも全然違う。横断歩道をきちんと止まるのがフランス人、だけど電車で爆音の音楽を流し歌い出し、お金を求めるのもフランス人などなど、

あとは、上でも話したけど、中国人の学生はとても刺激を受けた。授業中はみんな積極的に発言するし、終わった後は私たちに質問しまくる。笑 日本の土地事情の話やお酒の話、日本人AV女優の話など何でも興味津々でした。ご飯もご馳走してくれ、帰国時はお土産もくれた。日本のマスメディアに影響を受けまくっていた18歳の私は、中国人は怖い人という概念だったため初めはびびりまくっていましたが、本当にいい人たちでした。中国人といっても色んな階級の方がおり、いろんな考え方の人がいることを学ぶことができました。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!

また、イギリスの話や、ルワンダやフィリピンなど海外の話も投稿していくつもりなので、読んで頂けると幸いです。

よろしくお願いします。



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