見出し画像

シューズを選ぶとき何をみて選びますか?

いま皆さんが履いているシューズは何をみてそれに選びましたか?

見た目、歩きやすさ、軽量だから。

などなど。

今回はスポーツシューズの機能や役割について記事を書きたいと思います。

まずスポーツをする上で、シューズは競技と競技者をつなぐものであり、必要不可欠な道具だと思います。

そこで、、、


シューズの役割

・競技者のパフォーマンスを最大限に発揮させる
・快適さを保ちつつ、障害の発生リスクを低減     
させる

ことが挙げられます。

そのため、競技特性や競技者のスキルに合わせて、特徴的な形状、材料が用いられています。

例えば、体育館で行われるようなバレーボール、バスケットボールなどでは跳躍、走行を主体とした動作に着目した設計になっています。

ランニングシューズでは、長時間の走行を快適に行えるための設計になっているんです。


平滑な地面で行われる競技用シューズ構造

室内の競技にはバレーボール、バスケットボール、テニスなどがあります。

上記の競技は走行、跳躍動作が断続的に行われるので、これらの動作に対応したシューズ構造が必要となります。

走行動作に着目すると・・・

・いかに短時間で速さを獲得するか
・いかに短時間で制動できるか

速さの獲得に着目すると・・・

・競技者の発揮した力を効率よく路面に伝えるグリップ性が重視される


例えば、ヒトは蹴り出し(爪先が離地するとき)においては、シューズと路面との接触面積は小さくなります。そのため、十分なグリップ性を発揮することが難しくなります。

そのため、爪先が離地する直前の接地面積確保を目的に前足部に溝を設けて、グリップ性を向上させるようなシューズが出てきています。

画像1


トレーニングシューズの使い分け

トレーニングにはパワー系トレーニング、動的な身体の制御能力向上のアジリティートレーニング、動的な柔軟性、バランス維持能力のフレキシビリティートレーニングなどがあります。

1)パワー系トレーニング

過度なソールの圧縮変形を抑制する構造のシューズが必要となってきます。

2)アジリティートレーニング

サイドステップ、方向転換などの動作が断続的に行われるため、多様な方向への移動を容易にする複数の溝を設けたソール構造の靴が必要になってきます。

3)フレキシビリティートレーニング

ストレッチや柔軟性を必要としてくるので、足部の動作を妨げない構造の靴が必要になります。

上記の3つのトレーニングだけでもその内容に合わせたシューズが展開されてこなければいけません。

最後に

シューズの構造は、使用される環境によって必ず異なってきます。

また同じ種目であってもヒトによってはプレースタイルも違えば、スキルも違います。

なのでその瞬間、その瞬間で、より高いパフォーマンスを発揮するためには、場面に合ったシューズを選ぶことがとても重要になるのです。

今履いているシューズ、みなさん合ってますか?