小野祥吾

26歳。北海道の実家でスイカ農家をしています。趣味はポケモンGO。妻はロシア人です。い…

小野祥吾

26歳。北海道の実家でスイカ農家をしています。趣味はポケモンGO。妻はロシア人です。いずれ生まれてくる我が子のために出来ることを考えてまとめていきたいと思っています。 twitter: @ChicagoShogo

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  • 机上の子育て論

    ロシア人の妻と結婚した26歳の男が、子供が生まれる前に考えた育児に関する考えをまとめています。 子育ての現実を知る人からは"机上の空論"だと言われるかもしれませんが、出来るだけ行き当たりばったりではなく理論に基づいた子育てをしたいと思っています。子育てについて考えることは、『大人』について考えることでもあると思います。大人についての持論もたまに書くと思うのでそれも楽しんでもらえると嬉しいです。

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はじめに-僕がこのnoteを書く意味

僕は子供が好きだ。赤ちゃんも幼稚園児も本当にかわいい。 他人の子供でさえこんなにかわいく見えるんだから自分の子供はかわいくてたまらないはずだ。 僕は2017年に妻と結婚したが、結婚するずっと前から子育てについて想像(妄想)してきたおかげで、子育ての明確なビジョンと方法論をある程度確立できたと思う。でも子供が生まれてしまったら親バカが発動して甘やかしてしまうかもしれない。 そうなってしまう前に冷静な状態で自分の子育て論を記しておきたい。それをできるだけ多くの人に共有して、自

    • ロシア人の妻と話して気づいた『野球』というスポーツの異常さと偉大さ

      ロシア人の妻と話していて野球というスポーツがいかに異常か、複雑か、そして偉大なスポーツか気づいた話をしたい。 僕たちはよく車で出かけるんだが、プロ野球のシーズン中はよくカーラジオでプロ野球中継を聴く。北海道在住なのでもちろん日ハムファンだ。 妻は全く野球を知らないので、僕が一方的に選手の特徴や試合展開、ルールの解説などを熱く語るばかりになっているが、それが楽しい。 妻と話していて驚いたのだが、妻はストライクとボールの概念を知らなかった。 これは妻と知り合ってからの5年間

      • "悟り"の状態はたぶんスーパーサイヤ人のようなもの

        心の中が完璧に調和することがたまにある。 自分の中ではこれを勝手に「無我の境地」と呼んでいる。 この状態に入ると、世の中のありとあらゆることに感謝できたりとか、物事の道理・本質がやたらと見えてきて(見えてきたような気がしてきて)、頭がキレキレになる。また、多幸感が止まらなくなる。 この時の感謝の気持ちの溢れっぷりは尋常ではない。 「電車、来てくれてありがとう。」 「落ち葉、ありがとう。」 「この瞬間、ありがとう。」 といった具合に、人だけでなく一つ一つのものごと

        • 「たかが人生。」 -部活で思い悩んでいる子へ-

          2017年頃に書いていたメモを見て、我ながらすごくいい文章があったので以下そのまま掲載したい。 「たかが人生。」 これは僕の2017年の座右の銘でもある。 大学時代に仲良くなった親友2人と飲んでいた時、ふと幼少期の話になった。 僕たちは3人とも小学生の頃に野球をしていたという共通点があるということがわかった。2人は強豪校で、さらにチームの中心だったという点だけは僕と全く違ったが(笑)。 自分の野球少年時代を振り返ると、やっぱり怒られた記憶が多い。僕は小学校で野球をやめ

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        • 机上の子育て論
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          【最高傑作】バチェラー・ジャパン シーズン3の魅力を語りたい

          僕は11月1日からの5日間で、妻と一緒にバチェラー・ジャパンをseason1〜3まで一気に観た。 一気に観たことで、3つのシーズンを最もバイアスの少ない状態で評価できると自負している。 そんな僕たちにとって、最高のシリーズは文句なしで「シーズン3」という意見で一致している。 バチェラー・ジャパン シーズン3は最高のシリーズで、友永さんは最高のバチェラーだった。 シーズン3を賞賛する記事を読みたいと思い、ネットを調べてみたが批判的な記事や意見ばかりで悲しくなったので、同じよ

          【最高傑作】バチェラー・ジャパン シーズン3の魅力を語りたい

          子供の名前の由来と、ロシア人の名前のルールにまつわる話

          「#名前の由来」というお題を見かけたので、今回は僕が将来自分の子供につける予定の名前の由来を話したいと思う。 それだけだと読んでくれた方の役に立たない記事になってしまうので、ロシア人の妻に聞いたロシア人の名前のルールについても解説します。 子供の名前まずは、これから産まれてくるであろう自分の子供につけようと思っている名前から。僕の妻はロシア人なので子供は日本とロシアの血を引く人間になる。 僕たちが考えているのは男の子なら『ユウリ』(漢字は未定)、女の子なら『アンナ』『カ

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          時間オンチな僕の妻 -遅刻グセについて真剣に考えてみた-

          僕の妻(ロシア人)は、ものすごく時間にルーズだ。 出かけるときは当初の予定より30分以上遅れるし、待ち合わせでは僕が待たされた記憶しかない。 「ロシア人は時間にルーズなのか?」と思っていたが、聞いたところロシアにいた時からよく遅刻して怒られていたというのでこれは彼女個人の問題らしい。 日常の些細なことだけでなく、遅刻のせいで飛行機に乗り遅れたりビザの更新に失敗したりという大失態も犯しているのでかなりの重症だ。 今のところ唯一の完全な解決法は“最初から一緒にいて急かす”

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          子育ての8つの目標

          自分の子供に、どんな人間になってほしいかを明確にイメージする。 これが、親が最初にしてあげるべ役目だと思っている。 「有名大学に入って欲しい」「スポーツ選手になってほしい」「公務員になってほしい」とか、そういう意味ではない。 このような表面的な部分ではなく、もっと重要な”人格の形成”という部分のイメージだ。 これさえ描いておけば、もう大丈夫と言ってもいいくらいここは大切なところだ。 僕が考えた自分の子育てを通して達成したい目標は今のところ以下の8つだ。 ①思考を停止し

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          “母性”の正体についての仮説

          子供が嫌いな妻僕の妻には”母性”がない。 妻は子供が嫌いで、赤ちゃんになるとさらに嫌いになってしまう。 どうしてかと理由を聞いてみると、子供は「うるさいから」「わがままだから」「別にかわいいと思えないから」、赤ちゃんはこれに加えて「毛が少なくて同じ人間と思えない、もはや気持ち悪い」らしい。 ちなみに動物は全般的に大好きですぐ触ろうとするし、動物の赤ちゃんはかわいいらしい。 人間も動物だし、赤ん坊も動物の赤ちゃんでしょ?という理屈もあまり通じない。 もちろん、そんな自分が

          “母性”の正体についての仮説