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【コラム】「 事業主様が障害者雇用をする 」意味とは?

おはようございます。伊藤です。

本日は日曜日でお休みの方も多いかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

緊急事態宣言が発令された地域もあり、中々気軽に外出しづらい状況かとは思いますが、新年度が始まって1か月近くになりお疲れの方も多いかと思うのでゆっくり休まれるというのもよいかもしれません。

ちなみに私は日ごろは営業活動で外出することが多いので、今日は自宅で事務作業を進めたいと思います。

さて本日は日曜日ということで、いつものニュースや助成金の解説よりもリラックスしてご拝読いただきたいと思い、私の障害者雇用に対しての本音を少しお話できたらと思います。

もにす認定や特例子子会社の新たな取り組み、農福連携の拡大など障害者雇用の発展の取り組みが国の制度や全国の自治体など地域レベルで進んでおり、そういったニュースを解説しながら大変喜ばしく思っています。

そして私自身も今年の3月に個人事業主として開業届を提出し、障害者雇用の促進の為の活動を開始しております。

そんな日々の活動の中で正直な本音を申し上げますと、

「 そもそも事業主様が障害者雇用をする意味とは? 」

とふと考え、答えに窮することがあるのです。

何だか哲学のような、禅問答のような問いかけで申し訳ありません(笑)

しかし、普段主に事業主様に障害者雇用に関する提案をしていく中で、それぞれに障害者雇用を「 したい 」、「 しよう 」と思う理由は違うように思えてきて、明確にどのようにお伝えしたらよいか難しいと思うことが多々あるのです。

例えば従業員100名以上を抱える事業主様の立場で考えてみると、

①  地域貢献・社会貢献の為に

② 事業主様や従業員様の身内やお知り合いに障害者の方がいたことがきっかけで

③ 少子高齢化や労働人口の減少を見据えて労働力の確保

④ CSRなど企業のイメージアアップの為に

⑤ 法定雇用率の制度で納付金の義務が発生するから

などここでは挙げきれない様々な理由があるかと思います。

そしてあくまでも私の主観ですが世間一般的には、①②のような理由は美徳とされていて、逆に③~⑤はあくまで企業側の都合でどうなのか?みたいな風潮もあるかと思います。

と色々と考えてきましたが、ここで明確な結論は出すのは難しいです。

「 あとは事業主様で考えて下さい、サヨナラ~ 」

と言ってしまうのは大変無責任ですよね(笑)

せめて明確な答えとまでも行かないまでも、あくまでも私の価値観の中でのご意見だけはお伝えさせていただけたらと思います。

それは、

「 障害者雇用の理由は何であれ、事業主様と雇用される障害者の方の双方の合意形成が取れ、雇用後も障害者の方が長く安定してご活躍しながら働いていただけることが大切 」

ということです。

私も就労移行支援事業所に勤めていた時も、法定雇用率がきっかけで障害者雇用を始めた事業主様に雇用された障害者の方が、雇用後もイキイキと楽しそうに長く働いてるというケースも多々ありました。

またネットなどで情報収集すると、当初は障害者雇用に積極的ではなかったが、雇用した後にその方々の仕事ぶりや人間性の素晴らしさなどを知り、法定雇用率のはるかに上回る雇用を実現させている事業主様のニュースを見かけるケースも少なくありません。

雇用する意味よりも雇用した後が大切

ということですね。

そんな障害者の方を雇用した後の好事例に関するニュースを今後もこのnoteでは積極的に解説していきたいと思います。

本日もご拝読いただきありがとうございまいました!

よい日曜日をお過ごし下さいませ ♪



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