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【障害者雇用・助成金ニュース】重度身体障がい者の在宅就労専門 スタッフサービス・クラウドワーク 仙台市長より障害者雇用貢献事業者として認定

皆さんこんにちは、伊藤です。

本日は土曜日でお休みの方も多いかと思いますが、関東地方は快晴で比較的暖かくまさにお散歩日和ですね♪

そして本日はこちらのニュースについて解説させていただきます。

重度身体障害者向けに在宅就労を推進しているこちらの企業が市長から感謝状を授与されました。

在宅就労は様々な分野で推進されていますが、このように自宅からの移動が困難な重度身体障害の方向けの在宅就労が推進されることは大変素晴らしいことですし、全国の重度身体障害者にとって大きな希望を与えるニュースなのではないでしょうか。

個人的にはこのニュースには大きく2つの重要なポイントがあると思っています。

① 障がい者求人が少ない地方において、在宅就労という雇用形態により重度身体障がい者の就労の機会を拡大している。

ニュースだけを見ると、

重度身体障害者×在宅就労

という図式が思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、私としては、

重度身体障害者×障がい者求人が少ない地域での雇用の創出×在宅就労

という図式が頭に浮かびとても印象に残りました。

障がい者雇用の分野においては当然ながら企業数の数がダントツに多い首都圏に求人が集まることが多く、地方との格差が大きな問題となっています。

しかし今回のこのニュースの事例が取り上げられたことで、在宅就労を上手く活用することで地方のデメリットを解消しようと取り組む企業や障害者福祉機関なども増えるのではないでしょうか。

コロナ過が生んだ、まさに「 災い転じて福となす 」の好事例ですね。

② 1日3回のWeb会議により、孤独感を払拭。「チーム意識」を醸成

これもまた在宅就労のみならず障害者雇用の現場に大きな示唆を与えているのではないでしょうか。

私も経験上、在宅だけではなく社内で仕事をしている障害者の方も職場の理解がなかったり、障害を持った方へどのように接したらよいか分からないなどの理由で上司や同僚たちからのサポートや声掛けがなく孤立化し、最悪の場合は退職に至ってしまうケースも多々ありました。

特に一人での作業になりやすい在宅就労の現場においてはこういった孤立化を防ぐための取り組みは非常に重要かと思います。

特に雑談は上司や同僚たちとの心理的な距離を縮めるには最も有効な方法だと私も思います。

是非今回のこのニュースが障害者雇用の推進や障害者雇用の現場の課題の解決の一助になることを願ってやみません。


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