見出し画像

【障害者雇用・助成金ニュース】宇宙における「真の多様性」を実現すべく、欧州が身体障害のある飛行士の募集に動き出した

皆さんこんばんは、伊藤です。

さて本日は障害者雇用の夢を広げる素敵なニュースをお届けします。

宇宙飛行士はとても狭き門で夢のある職業ですが、何と障害者雇用でそれが実現できる可能性が出てきました。

そんな可能性がなぜ出てきたのか?カギは本文のこちらの文言にありそうです。

地球での障害の有無による差異は、無重力である宇宙のほか、重力が地球の6分の1の月では問題にならないこともある。「地球での義足の役割は、重力に対して体重を支えることです」と、ブラウウェットは言う。「これに対して無重力では体重を考慮する必要がないので、宇宙でははるかにシンプルなものでも機能するのです」

確かに宇宙空間であれば重力の概念がなくなり、身体障害の方でも宇宙飛行士になれるという理屈が成立しそうですね。

ただ下記のような課題もあるようです。

・ 緊急事態の際のの避難などの為の訓練の困難さ

・身体障害に考慮した専用の宇宙服の設計の問題

・ 宇宙空間での長期のミッションによる骨粗しょう症による健康上のリスク

しかし障害者の方々はもちろんのこと、世界中の人たちに希望を与えるような素敵なニュースですね。

私は今まで障害者の方の就労支援をしてきてそ今でも思うのですが、

障害者の方が多くの人たちが憧れるような仕事に就き活躍できるようになったら、ご本人の幸せはもちろんのこと、社会全体に元気や感動を与えることが出来るようになる。

という持論があります。

余談ですが先日私の起業のお話をさせていただいたとおり、「 元気と感動 」は私の個人事業主の屋号である「 ぐっとらんど 」の命名の根源となる概念ですね。

実は私も就労支援をしていた頃に「 宇宙飛行士のような夢のある仕事と障害者雇用を結び付けよう! 」と当時の上司と画策した時期がありました。

その当時の上司から『「 前職で宇宙飛行士やロケットに関わる仕事がしたい 」という夢を持つ障害者の方の支援をしたところ、直接は難しかったものの、宇宙船の模型のある博物館の清掃の仕事に就き、毎日楽しく元気に働いている 』というエピソードを聞いて感動したしたことがきっかけでした。

残念ながら会社の方針と合わずこのような画策が日の目をみることはありませんでした。

個人的にはどんな仕事であれ、ご本人が満足してお仕事をされているのであればそれで良いのですが、あまりにも障害者の方の「 夢や希望 」に寄り添った雇用よりも、元からある仕事に当てはめてしまうケースが多いことに少し寂しさを感じております。

もちろん「 夢や希望 」を実現させることはどんな人であれ簡単なことではありません。

かく言う私も20代前半の頃は舞台俳優をしながら「いつかはテレビドラマに出演したい! 」と思っていましたが、実現せず挫折を味わいました。

でも先ほどの「 ロケットの模型のある博物館の清掃 」の仕事のように、「 夢や希望 」を目指したことで毎日楽しく元気に働ける仕事に出会えたケースもあり、それは障害者の方ご自身の適職を見つける上で大切な原動力になるのだと私は思います。

「 いやいや、障害者の方は現実を知らないんだし夢なんか見させて勘違いをさせるなよ 」

という方々も今まで何人も出会ってきましたし、そういう人たちに何度も否定されたり批判されて悔しい思いをしてきました。

でも本日ははっきり言わせてもらいます。

障害の有無に限らずどんな人にも「 夢や希望を持つこと 」は大切です!そしてはそれは障害があることで決して奪われるべきではない!!

「 ぐっとらんど 」という屋号を掲げてている以上、この想いをずっと持って活動していきたいと思います。

ニュースの解説から脱線してしまい失礼いたしました。

でも時々こういった私の腹の底から湧き出る想いもこのnoteでは語っていきたいと思います。

もちろん賛否両論あるでしょうし、全ての方に理解をしてもらうことが難しいことは重々承知しております。

でもこうやってそれぞれの方々がそれぞれの想いや意見を交換し考えたり議論することで、障害者雇用の活性化にも繋がっていくと私は信じています。

こんな暑苦しい男ですが今後もご愛顧の程、何卒よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?