#15 過去を悔やまない。
あの時こうすればよかった、みたいなことは多いと思う。小学校の時はあのお菓子じゃなくてこれをねだればよかった。中学校の時は部活でもっと頑張ればよかった。高校の時はもっと青春すればよかった。それ以降はもっと勉強すればよかった…などなど。いつになっても「なんでやらなかったんだろう?」という後悔は後を絶たないし、誰しも経験があることだと思う。
しかし学生の頃の後悔と社会人の後悔は少し系統が違うように思う。自分が学びたくて学んでいる学生はそれほど多くないし、仮に路線を外れたり上手くいかなかったとしても、良識のある両親ならたいていの場合何とかしてくれる。また、その路線修正のやり方を知っていたりする。しかし社会人の場合はこの限りではない。
私は今現時点でさえかなりの後悔を抱えている。もっと借金すればよかった、もっと多くのメンバーを集めれば良かった、目先のお金にとらわれずプロダクトをもっと作ればよかった…など。悔やまれることは多い。実際悔やみすぎて精神を病んでしまったこともある。正直1年ぐらい何もしなかった。(1年間休むと言う目的で何もしなかったのなら良かったのだが。)
でも今は何より何の目的もなく一年間何もしなかったことを一番に後悔している。過去に引きずられ過ぎて精神は病んだままだし、何より新しい1歩を踏み出すのにかなり時間がかかってしまった。
前に進むという事は新たなめんどくさい障害物にぶち当たることを意味するが、多少の犠牲は仕方ない。前に進み切って何かを創り上げたときにこそ、達成感があるのではないだろうか。
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