見出し画像

会社員を辞め、住職を目指す男の話。

自己紹介

ご覧いただきましてありがとうございます。

魂を込めて、この文章を書きあげました。
少しだけお時間を頂けると幸いです。
お付き合いくださいませ。

初見の方もいらっしゃると思いますので、
少しだけ自己紹介をさせてください。

【名前】将太(しょうだいと読みます)
【仕事】3月で仕事を辞め、
 4月から大学に進学します
(つまり無職です)
【居住地】東京近郊

細かい自己紹介や経歴などはまたの機会に。

大事なことはただ1つ。

【記事タイトル】と【仕事】にも記載がありますように

"会社員を辞め、住職を目指す決断をしました"


今回は、この決断への経緯と
私自身の決意表明を記しています。

住職になるってそもそもなに?

私も詳しく理解する知識量ではありませんが、
お寺に勤める人物を住職と思って頂ければよいと思います。

じゃらんnetから引用 (清水寺)

私の実家はお寺の家庭ではありません。
お付き合いをしております私の妻がお寺を営む家系で、
お寺や住職のことを知るきっかけとなりました。

仏教の世界に飛び込む

先ほど述べた通り、
妻の家系がお寺を営んでいることを知ったのは
お付き合いを始めてからです。

その時に初めて、私がお付き合いを重ねて
仮に彼女と結婚まで至った場合に
お寺を継ぐ可能性があると知りました。

もちろん、最初は驚きました。
(失礼かもしれないが)普通に暮らしている
女性の家がお寺だとは思わないはず。

お寺ってどんな仕事なんだろう。法事とか?


生活は普通に過ごせるのだろうか。


そもそも継ぐってどういうことだろうか……

一般の家庭とは違う特殊さがあり、聞いた当初は
色々な疑問を感じました。


私自身のお話を少しだけ加えると
幼少期に父親を亡くし、
母子家庭の環境で育ってきました。

特殊な環境で生まれ育った場合に、その反動で
非行に走ったり、親や環境を恨むケースは
非常に多いと思います。

しかし妻は、お寺という環境に左右されることなく、

「私は、この環境で育ったことが
本当に良かったと思っているし、この家が大好き。」

とハッキリ私に伝えてくれました。

実家へご挨拶に伺った時には
「君の人生もあるから、無理に継ぐことは考えなくていい。」
と伝えられたのもまた事実です。

私も会社勤めがありましたので、
すぐに人生の道筋を即答できるわけでもなく、

自分自身の心の中や人生設計を整理するまでに
長い時間を要しました。
(本当はこの部分も書きたいのですが、
長尺の為に省略します)


仕事を続けるか、仏教の世界に飛び込むか。

両極端な選択を迫られることになりました。


結果として
仏教の世界に飛び込むことを私は選びました。


妻の素敵な人柄に惚れ込み、妻の家庭を思い
決断した部分も大きいです。

しかし、それ以上に
未知なる環境に飛び込むことで、
何かを得られる可能性に賭けたくなった。


会社員の生活は、不自由ない暮らしと
少しばかりの贅沢と共に過ごすことで、
満足の人生を過ごすことができます。


それでも、自分の人生ってなんだろう。

子供の頃にそんな気持ちをはたして抱いただろうか。

そんな事も考えるようになりました。


社会人になると、仕事もこなせるようになり、
なんとなく「この生活がいつまでも続くんだな。」
時が止まった感覚に陥ってしまいがちです。


しかし、毎日新しい発見や面白さがある
少年時代の刺激を私たちは知っています。


男はいつだって夢やロマンを持ち、
追いかけたい生物だと考えています。

私にとって男のロマンは、
高いハードルに挑み、乗り越え、功績を作ること。


ウルトラマンやアンパンマンに憧れた子供のように。
大人の階段を登り、知らず知らずのうちに手に入れた
安定と共に過ごす事は本当にいいのか。


大人になっても全身全霊をかけて挑むことが
あってもいいんじゃないのか。


自分自身の身体と心で生きる人生はたった一度きり。

ならば、自分自身で選んだ生き方に責任を持ち、
やると決めたからには、貫き通そう。


「お寺を継ぐ為に、会社を辞めます。」


そう言い切って、会社を辞めました。

今後の人生

会社にはわがままを言って退職させてもらいました。
(ギリギリのタイミングで伝えたことも関係)

この場を借りて、私の決断を尊重していただいたことを
感謝申し上げます。


貴社の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。


この選択が必ず成功する確信はどこにもありません。
特殊な業界ゆえの不安な気持ちも当然持っています。


ダメだったらどうしよう。
今のままでも良かったのではないか。



だから、その不安な自分の気持ちも一緒に持ちながら、
未来に向かって進みます。


選んだ道がいつかきっと正解だと思えるように。



間違いではなかったと証明できるように。




人生を懸ける、と決断した
あの時の自分を誇れるように。




何年、何十年にもわたる長い道のりが始まります。


灯した心の炎がいつまでも消える事がないように。


魂を書き綴ったこの文章が
辛い時の私を支えてくれる宝物であれと願います。



人生の選択に迷った時によく聴いていた曲です。
決断に困った方がいれば参考にどうぞ。(笑)


仏教に関しては、本当に未知の業界です。
1から…いや、マイナスからのスタートですね。

当面の私の活動は大学に通いながら
仏教の事を学ぶ生活が続くと思います。

これからも何かの話題を見つけて
自分らしく発信できるようにコツコツと頑張ります。


YouTubeもゆるゆると更新していましたが、
4月からは本格的に頑張ろうと思っています。
もし、お時間があれば、仏教学生の生活を
覗いていただければ嬉しいです。

【今回の決意表明の動画はこちら】↓↓


将太(しょうだい)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?