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どこにでもいる普通の大学生がシリコンバレー発祥のイケイケのイベントに参加したらズタボロになった話

…これは、守山という滋賀県のとあるまちで、普通の大学生が、大人に巻き込まれて、成長と失敗と、苦悩と葛藤を感じたおはなし。

参加したのはこのイベント

Start Up Weekend Moriyama~アイデアをビジネスに変えるリアル企業イベント~

わかりやすく言うと、3日間でチームを組んで企業をしてみよう!というイベントです。3日間で悩みすぎて、苦しすぎて、そのぶん、参加してよかったなと思える学びと気づきがあったので、ここに残させてください。

参加者は小学生、大学生、フリーター、サラリーマン、ベンチャー企業、社長などなど多様すぎた。

そして、イベントの流れはこちら。

1日目

・集合&懇親会

・アイスブレイク

・自分のアイデアを一分ピッチ

・チームづくり

・解散

2日目

・アイデア出し

・アイデア出し

・アイデア出し

・解散

3日目

・アイデア出し

・アイデア出し

・プレゼンづくり

・プレゼン(本番)

・懇親会

会の流れはこんな感じ。僕たちのチームはとにかく固まらなかった。とにかくずっとアイデア出しをしていた。

チームは6人。所属も大学生、飲食店経営者、サラリーマン、ベンチャー、中小企業社長と、ばらっばら。それぞれのやりたいことも違う。そんな最高にばらばらな環境からのスタート。

はじめから、うまくいく気がしなかった。でも、せっかくこの3日間に投資したのだから、と思って、とにかく全力で目の前に向き合った。だからこそ、大人とマジ喧嘩した。これが会社だったら100パー、いや、5億パー

”クビ”である。

なんで、そんなにも意見が合わなかったかというと、お互いがお互いを遠慮しまくっていたから。

大人だから、学生だから、大人同士だから。

そんな理由で、けんかを避けまくっていた。自分ゴトにせず、どこか他人任せ、別に私は…そんなスタンスでこの3日間を過ごしてしまった。もったいなかった。でも、逆に、チームビルディングの失敗として、体に落とし込むことができた。

タックマンモデルという言葉がある。


チームビルディングをするために必要な流れとして、

形成期→混乱期→統一期→機能期

チームになる→ぶつかる→まとまる→機能する

こんな要素があるそう。

僕らはいつまでも”形成期”だった。

人はみな遠慮しあって、なかなか形成期から抜けることができない。でも、一度喧嘩すれば、そのあとあれ?昨日めっちゃけんかしてなかった?

というほど、たまにめっちゃ仲良くなるやつありますよね?あれと同じ構造だと思います。ちゃんと喧嘩しよう。心に決めた。

そして、実はよくない喧嘩をした。冒頭話した社長に僕がぶちぎれた話。

僕自身、理想のチーム作りの仕方として、意見を出し合って、もっとこうしたい!!じゃあ、これは??とお互いにかけ合わせていくような進め方をしたいと思っている。

でも、今回、チームの中に敵がいるようで、僕がどんな意見を出しても、どんだけ出しても、めっっっっっっっっっちゃ否定された。

チームの作り方として、その人は多分反省すべきだとは思うけど、僕はめっちゃ勉強になった。でも、否定されたときは、ただ感情的に怒るだけで、気づかなかった。でも、ふと考えてみると、向こうは僕のことを理解していないし、僕も相手を理解していない。

両者が全く歩み寄っていない。そんなのそりゃうまくいかんよね。

僕から、もっと相手の意見を理解しようとして、なんでそれを思うの?それって例えると、こんなイメージですか?のように、相手に歩み寄ることが大事なのだと、これからチームで一つのものを創る際に、めちゃくちゃ大事なことを学ぶことができた。

チームビルディングもろくにできていないから、そりゃあ、内容もひどいもんで…

プレゼンなんか、ツッコまれまくりでしたね、、(;´д`)トホホ

内容は確かに悪かったけど、コミュニケーションが難しいことは改めて理解できました。うん。相手の特徴を理解して、相手が話しやすいように、相手が意見をフラットに出しやすいように、場づくりをすることも、コミュニケーションには求められているのだなと。

改めて、コミュニケーションって面白い。






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