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カタツムリ号運行日記−3 "納車"


2月初旬、中古車購入の検討を始めてから3週間。
中古車購入後、納車までに必要ないくつかの手続きを終えて、ついに納車できる日が決まった。
2月21日。

家族で中古車がある静岡県沼津市へ。

1時間ほど引渡しに関する説明や車の操作について簡単な説明を受けたのち、ついに納車、引渡しとなった。

帰りはこの日初めて乗る車に自分が乗って、運転して帰ってこなければならない。
いきなり帰るといっても、高速に乗っていてトラブルがあってはいけないので、まずは練習ということで、少し沼津市街を走って基本操作を覚えておくことに。
走りやすい車ではあるが、なんせ初めてなので緊張が勝る・・・。


せっかく沼津まで来たので、ということで漁港によってひと休憩。

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刺身盛り合わせの迫力!!!!さすがは沼津漁港です。


漁港の海鮮を堪能したら、いよいよ帰宅。

母が隣に乗っているとはいえ、まだナビを見ながら運転する余裕はないので、今回は父についていく、という作戦にした。
だが、初心者の僕はなかなか父についていけない。右左折や信号のタイミングでいつも引っかかってしまって遅れを取ってしまう。母が父と電話をつなぎ、スピーカーであれこれ誘導してもらいながら走っていくのがやっとだった。

そんなこんなで、なんとか高速に乗ったものの、まだ思い切ってスピードが出せない!となると全然父の車についていけないのである。しかも、車線変更はしたくないので、ずっーーと走行車線。笑 1時間半以上高速に乗っていて、何台の車に抜かされていったことか。そんなことは気にする余裕もなく、高速でもハンドルを固く握りしめている僕の両手は手汗でびっしょりだった。

車にbluetooth機能があり、一応携帯とつなげて音楽をかけられるようにしたのだが、普段は大好きなアップテンポの曲もこの日ばかりは「集中できないし聞いている余裕もない!」と消してしまった。


合流の地点で車線変更しようとしたら、後続車にクラクションを鳴らされてしまったり、うまくスピードに乗れないでいると後ろから急にグーーッッと抜かされたり、とこの日はヒヤリポイントがいくつかあった。

それでも車を走らせること2時間半。
やっと、自宅に到着した。
長旅だった。
いきなりの高速はハードルが高かったが、天気も良く車も少なかったのでなんとかなった、という感じだった。
初めてにしては、事故なく帰ってこれたので良かったとは思う。


こうして、無事納車を終えた2月21日。
タイトルであるが、特に市街地になると、人や犬を気にしてノロノロ走っていることから、母に「カタツムリ号」と名付けられた。

こうして、この翌日から、自宅周辺での運転練習を始めることとなったのである。

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