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共通テスト「E判定」からの“中級レベル”小論文対策【小論文.comの受験情報】  

 受験生の皆様、共通テスト大変お疲れ様でした。共通テスト終了から約1週間が経過し、思うように進まない小論文対策に焦りを感じている受験生も多いようです。

 ここでは、特に共通テストでE判定を受けた方に向け、これからでも間に合う「中級レベル」の小論文対策をご紹介していきます。

 なお、小論文対策の序章として基礎的なお話は下記の記事でご紹介しております。最初にこちらをご覧いただくと小論文対策の概要が掴めるため、より効率的な対策となりおすすめです。↓↓↓

 また、「初級レベル」の小論文対策はこちらです。小論文を勉強する以前の段階として、そもそもの準備・心構えに対する考え方をご説明しています。対策を進めるに当たって、最短距離でゴールに向かえるような土台固めです。↓↓↓




【1】小論文において論理を表現する技術  

 論理とは「議論や思考を進める道筋・論法」のことで、論理が最重視される小論文という科目においては、仮説の段落(序論)や結論の段落よりもむしろ、仮説を立ててから結論に至るまでのその過程をいかに表現するのかが重要だといえます。つまり、(1)仮説の段落、(2)論理展開の段落、(3)結論の段落とある中の、(2)論理展開の段落でどのような説明をするのかが重要だということです。

 ではその論理展開というのはどのようなものなのでしょうか。詳細は下記の記事にてご説明しております。↓↓↓


【2】小論文で目指すべき点数  

 英語や数学のような一般科目では常に100点満点を目指して問題に臨みます。特に小学校や中学校の定期試験においては簡単なミスをしないように、できる限り100点満点が取れるように努力をしていく必要があります。ただ高校受験や大学受験となってくると、限られた時間の中でスピーディに問題を解いていく必要もあり、そのような条件による制限や問題自体の難易度によっては、なかなか得点が伸びないこともよくあります。特に合格者の定員が決まっているような入学試験においては、なんとか合格ラインに乗るように、例えば難易度の高い試験でも他の受験生もなかなか苦しんでいるはずだという前提で、とにかく自分自身が100点満点を目指す中で最大の得点を取っていきます。その結果として相対評価において他の受験者よりも1点でも多く取れるように努めることになります。

 一方小論文試験においては、100点満点を狙って問題に臨んでいくというのは試験対策としてはふさわしいとは言えません。その理由は下記の記事でご説明しております。↓↓↓


【3】小論文試験における制限  

 一般的な小論文試験において、(1)制限時間と(2)制限文字数の2つの指定があるのが通常です。小論文試験で検査されている内容である論理的思考力自己アピールなど、特に何か受験生に制限をして検査をする必要がない、むしろ自由に時間と文字数を与えた上で論述をする状態のほうがそのような能力の検査ができるように思われます。それではなぜ(1)制限時間と(2)制限文字数の2つの指定が一般的なのでしょうか。

 なぜそのようになるのかについて詳細はこちらの記事をご確認ください。↓↓↓


【4】小論文の制限時間に対する配分  

 小論文試験での合否を分けるのは試験開始後10分から15分です。「始め!」と同時に書き始めるという人がいれば、その時点で勝負は決まっているといえます。この10分から15分で合否の90%は決まります。この短い時間を大切に使いましょう。

 時間配分については下記の記事で詳細をご説明しております。↓↓↓


【5】小論文の形式段落と改行  

 SNSやメールでのやりとりが主流となり、そのような媒体を通して文章を読んだり書いたりすることに慣れてしまっているために、無意識のうちに小論文や志望理由書といった正式な答案用紙・提出書類においても、SNSやメールのような書き方になってしまっている文章を拝見することが多くなってきました。

 その中で特に目立つ「形式段落と改行」について、下記の記事で解説しております。↓↓↓


【6】小論文で「、」を打つタイミング  

 書き手の目線として、もし頭の中にすでにしっかりとした理論が構築されており、後は「書く」という作業のみが残っているという場合、どんどんペンが動いていくもので、そうすると「、」を打たずに一気にどんどん書き並べていきがちです。しかし、読み手の側から見ると「、」がなくどんどん日本語が並んでいると、簡単に言えば息継ぎをする場所さえも見つかりにくく、息が続かないような感覚で目も脳も疲れてしまい、理解が進みにくくなってしまいます。ですから、ある程度感覚として自分自身が息継ぎをするような切れ目では「、」を入れておくようにしたいですね。

 また何か並列の関係の場合、A and B といった状態であれば特に「、」を打たずにそのままサッと並べておくのが良いわけですが、例えば、A which is 〜 and B that we believe〜のような形で、A and B が「AとB」のようにシンプルに並ばずある程度文の中で距離がある場合は、「〜というAと、〜と私たちが考えるBで」のように「、」を入れた方が良いでしょう。つまり、何かを並べる際の距離が近いか遠いかによって「、」が入るかどうかが変わるということです。

 詳細は下記をご覧ください。↓↓↓


【7】小論文での数字は「漢数字」か「算用数字」か  

 小論文を含めあらゆる「原稿用紙」を用いる際、数字表現にはルールがあります。横書きの原稿用紙と縦書きの原稿用紙で表記が変わるということで注意が必要です。

 横書きの原稿用紙の場合、原則として数字は算用数字で表現しておきます。縦書きの原稿用紙の場合は漢数字での表現になります。

 横書きの原稿用紙で算用数字を用いる場合、1マスに2文字(算用数字)を入れる必要があります。いわゆる半角の状態で1マスに2文字を組み込んでいくということですね。これは算用数字だけでなく英字(アルファベット)も同様です。

 詳細は下記をご覧ください。↓↓↓


【8】YouTubeの影響による論文表現の注意点  

 特に最近の約3年間ほどは、小論文や志望理由書の添削指導をしている中で、時折YouTubeの影響を受けているかと想像される表現が目立つようになってきました。論文として正しい表現であればYouTubeの影響を受けていたとしても何ら問題は無いのですが、どうしても論文としてふさわしくない表現を選択してしまっている様子が伺えますので、今回無意識で使ってしまいがちなふさわしくない表現をチェックしておき、小論文や志望理由書などで書いてしまわないようにしていきましょう。

 論文としてふさわしくない表現についての詳細はこちらからご確認いただけます。↓↓↓


【9】小論文.comの対策  

 小論文.comでは、答案の提出から返却まで最短で24時間以内での返却も可能です。答案の提出から返却までの期間が圧倒的に短いのが小論文.comの特徴の1つです。これにより、短期間で効率的に小論文をマスターすることが可能です。全くの初心者の方でも、試験まで残り2週間程度で飛躍的に得点力を伸ばし、合格された方も多数おられます。

 小論文.comの講座一覧は、こちら公式サイト「小論文.com|講座案内」よりご確認いただけます。※面倒な会費のお支払いなどは一切ありません。

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