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【アメリカ大陸縦断記 Day100🇨🇱】Torres del Paineへ日帰りトレッキング

1/8(日)

6時に起きて7時のTorres del Paine行のバスに乗る。2時間ほどで入口に到着。美しい湖と山の風景が広がっていて心が躍る。

アマルガ湖 ここからシャトルバスで入口に向かう

トレッキングを開始したのは10時前。初めは長袖、パーカー、ジャケットを着込んでいたが、すぐに暑くなり半袖になった。序盤から登り坂が続いてイメージしていたよりもキツく、「こんなんで大丈夫か?」と不安になった。歩くにつれて絶景が広がり、パタゴニアの大自然に圧倒されつつテンションが上がる。

大自然の中を進んでいく

黙々と歩き続けること約1時間半でChilenoキャンプ場に到着し、少し休憩した。そこからは森の中を進んでいたが、学生時代を振り返ったり、もしこういう進路を選択していたらどうなっていたんだろうなと妄想しながら歩いていた。

最後は険しい岩の道で、斜面が急でなかなかきつかった。こういうときに一緒に登っている人がいたら頑張れそうだなと思いつつ、自分を鼓舞しながらひたすら足を前に進めた。

3本のTorres del Paine(パイネ塔)が見えた時にはいよいよかとテンションが上がり、もう少し行くと麓の湖が現れてついにゴール。間近で見るとクッキリした岩場と、その上を水が流れて鮮やかなブルーの湖に落ちる様子がはっきり見えて大自然を肌で感じた。お昼を食べた後、写真を撮ったり空を優雅に飛ぶコンドルを眺めていた。

生で見たらもっと素晴らしい

14時に下山開始。行きよりも速いペースで進むが序盤から右足がプルプルしていて不安だった。しかし徐々にペースが上がっていき、結局3時間ほどで入口に戻った。

ビールを買うときにクレジットカードのエラーが出て支払いができず、「ここでやっぱ買うのやめますって言うのも変だしな」と思い、結局とっておきたかった現金で買うハメになった。5000ペソ(約750円)とめちゃくちゃ高かったが、登山後の疲れた体には最高だった。

自分が登った山を眺めながらのビールは最高

20時のバスを予約していたが、早く帰りたかったので早い時間のバスがあれば先に帰れるか交渉しようと思っていた。しかしバスは一向に来ず、結局自分のバスも30分遅れで到着した。

ホステルに戻ったのは22時すぎ。シャワーを浴びて荷造りをした後に夜ごはんを作ろうとすると、「キッチンは22時までだからもう使えない」とスタッフに言われた。「腹減って死にそうなんだけど」と説得していると、それを見ていた他のゲストが「余分に作っちゃったから食べてよ」とパスタをくれた。パスタはめちゃくちゃおいしかった、優しさに大感謝。

22時すぎでこの明るさ

その後は日本の友達と久々に電話。旅の近況を報告した後、日本と海外の考え方や文化の違い、帰国後何をするかについて話していた。旅で感じたことをアウトプットすることが全然無かったので、この旅を通して感じたことや考えたことを整理するいい機会になったし、それをもとに将来こんなことしたいなというイメージが湧いてワクワクした。こういう友達がいるのは本当にありがたいなと感じ、まだ旅を続けたい一方で早く帰国して友達と飲みに行きたいなとも思った。結局1時間半くらい電話して眠りについた。

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