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【アメリカ大陸縦断記 Day107🇨🇱】パイネWトラック2日目 重い荷物を持っての移動はしんどかった

1/15(日)

6時に目を覚ますが空気がひんやりしていて寝袋から出られない。結局テントから出たのは8時。「これってチェックアウトする必要あるの?」と隣でテントを張っていたおじさんに聞くが英語がわからないと言うのでスペイン語で会話。スペイン出身で8日間のOトラックを回ってきたと言っていた。

昨日の日記を書いて出発。昨日に比べると道は平坦で坂道のきつさは無い。人が全然いなかったので雄大な景色を独り占めしているようで楽しい。最初の登りを終えて少し休憩するが、バックパックをテントの中に置いていけた昨日とは違って今日は全部背負いながら歩くので重い。

少し歩くと湖が見える。水面が全くなびいていなくて幻想的な光景だった。湖沿いの道をずっと進んだり、途中で山から流れる川を渡ったりと、今日の道は常に近くに水がある。

「Cuernosキャンプ場にもうそろそろ着くかな」と思いながらずっと歩いていたが、結局出発から3時間ほどでようやく到着。カラファテ→プエルトナタレスのバスで一緒だったアメリカ人イギリス人カップルにばったり遭遇。彼らはキャンプサイトの予約をしないで来たが、昨日はCentralキャンプ場、今日はPaine Grandeキャンプ場になんとか泊まれることになったと言っていた。

早く荷物下ろして楽になりたいという一心で今日の宿泊場所のFrancesキャンプ場に向けて再び歩き出す。「そろそろかな」とGPSの位置を頻繁に確認するが全然動かない。最後に今日1番の登り坂が来てしんどかった。看板が見えた時は喜びよりもやっとかという気持ちの方が大きかった。

今夜はテントサイトを予約できなかったのでホステルに泊まるが、プラネタリウムみたいな形をしている。Wi-Fiがあることを期待していたが、他のキャンプ場と同じくレセプションエリアのみで有料だった。

サンドイッチを食べてからMirador Británicoに向けて出発したが、Italianoキャンプ場で15時以降はトレッキングができないという看板を見てしぶしぶ引き返した。

昨日のCentralキャンプ場に比べてはるかに綺麗なシャワーを浴びるとめちゃくちゃスッキリした。同じドームのイギリス人女性が声をかけてくれた。イギリス人のエルで、自分と同じように仕事を辞めて1ヶ月半南米を旅していると言っていた。彼女も自分と全く同じルートを進んでいるので明日一緒に行くことになった。2日間1人で歩いていてさすがに孤独を感じ始めていたので、ここにきて一緒に歩く人が見つかったのは嬉しかった。

やることがないのでベッドに横になるが、AirPodsの片耳が失くなっていてここ最近で一番ショック。「iPhoneを探す」みたいな感じで「AirPodsを探す」という機能があるじゃないかと思いWifiのコードをゲットするためにレセプションに行くが、人がいっぱいでゆっくり携帯を見れる空間じゃなさそうだし、何より1時間で1000円以上するので諦めた。

ベッドで寝れる喜びを噛み締めてた

2時間位寝た後、やっぱりネットに繋ぎたいなと何度かレセプションに行くが常に満員で「やっぱいいか…」というのを繰り返していた。外は風が強く吹いていて時折建物が揺れている。本能的に不安を感じるが、逆に今日テントじゃなくてちゃんとした建物で良かったとも思う。日記を書き終えたことだし明日もたくさん歩くのでしっかり寝よう。おやすみなさい。

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