迎えられない球春、杜の都で感じたこと。
開幕はまだか。現地観戦に飢えている。
野球が見たい!球場で試合が見たい!
そのような心の叫びが各地の野球ファンから聞こえてくる今日このごろ。
野球ファンだけではなく、既に開幕を迎えたJリーグ各クラブを応援するファン・サポーターの皆さん、その他のプロスポーツを応援されている皆さんも同様に思われていることでしょう。
憎き新型コロナウイルス(COVID-19)。私もその影響で当初観戦を予定していた合計11試合が中止の憂き目に遭ってしまいました。チケットの払い戻しが日に日に増え、近所のコンビニエンスストアに行くたび、悲しい思いを抱いています。
本音を書いてしまうと、さすがに凹みますし悔しいですが、今後の感染拡大を食い止めるには懸命な判断でしょう。NPB関係者の皆さんが、調整に疾走する状況を、今は見守るしかないですね。平穏無事だからこそプロスポーツ観戦が成り立つだけに。
仙台へ。開幕カードはなくとも地元へ。
3/20(金)から2泊3日の日程で、地元仙台へ帰省してきました。
当初は、楽天生命パーク宮城での東北楽天ゴールデンイーグルスの開幕戦を観戦する予定が、それらの試合もすべて中止に。鈴木大地さんの1,000本安打達成&移籍後初ヒットのシーンをアテにビールを楽しみたかったなぁ。
仙台では実家でやるべき用事がたまっており、それらの対応に多くの時間を割いていました。インターネット回線がつながらなくなったなどのトラブルは私が居ないと解決が難しいとかで。原因を探る最中に絡んできた愛猫が可愛すぎました。
それでも時間を見つけて球場へ。
ファンクラブ特典のユニフォームを引き換えたり、新商品グッズも買ってきました。「今季も散財してしまった…」と思いながらも試合が見られない、推しのプレーも見られない現状に対するもどかしさは相当です。また、訪れたときはオリックス・バファローズとの練習試合が行われている真っ最中で、「野良観戦」をされている方々もチラホラ。
開幕へ向けての準備が進んでいました。ざっと見た感じではいつでも開幕できそうな雰囲気でしたが、その景色を見れば見るほど寂しさがこみ上げてきます。
今季から新たに加わる選手プロデュースメニューのポスターが貼られていました。浅村栄斗さんがプロデュースしたラーメン「あさむーめん」が美味しそう。寒いときに合いそうですよね。
また、新たに球場へ仲間入りする新店舗の準備も。
一塁側外周には養老乃瀧グループが加わるようです。ラインアップの中にはハヤシライスや養老牛丼などの気になるメニューが。一体どんな味なのでしょうか。開幕したら行ってみたいです。
ゆっくり羽根を伸ばしていた地元での3日間。
思わぬ形でフリーになったこの3日間。仙台の経済を回すことを心がけていました。新型コロナウイルスの影響で景気が落ち込みつつあるだけに。少しでも力になれるよう買い支えしなければと。
髪を切ったり、牛たんを食べに行ったり、銀河高原ビールを飲みに行ったり、コーヒーを買いに行ったり、汗蒸幕のゆで韓国式サウナを楽しんだり。私自身がこの状況下でできることを全力で楽しみながらやってきました。経済が止まり続けることが一番怖いんですよ。
日常が恋しい。
好きなこと・趣味に対して平穏無事に楽しめる日々が恋しいと気付かされた3日間でした。新型コロナウイルスによって日本全国・全世界の雰囲気や景気が落ち込みつつある昨今。少しでも終息する方向へ向かってほしいと願うばかりです。
ああ、球場で。青空の下で試合を楽しみたいな。
売り子さんからビールを買って、推しのプレーと一緒に酔いしれたいな。
日常が恋しい。プロ野球の開幕が待ち遠しい。
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