「信用ポイント」を貯める
最近本を読んでいて、まじでそれだなぁと思った話です。
これです。
仕事における「信用ポイント」
これは、仕事において「信用ポイント」という考え方を導入し、それを4つの行動から考えている箇所です。
正直、ほんとそれだわという内容でした。
ひとつずつ簡単に触れていきます。
①時間を守る
社会人の基本と言われますが、守らない人って本当多いなと思います。
特に会議の開始時間と終了時間。
忙しければ、会議に無断で遅れても許されるみたいな人って、どういう考え方なのでしょうか?
自分は特にこういうところ、敏感なので、時間に対する感覚はかなり気にしていますね。
時間を大切にしていることが伝わってくる人は「信用ポイント」めちゃ付与しちゃいます。その逆も然りです。
②細かい約束を守る
これもそうですね〜〜
約束というと、ちょっと大袈裟な気もするのですが、「自分の言ったことをちゃんと守る」ということだと思っています。
特に忙しい人に対してほど気になっちゃいますが、ちょっとしたことを覚えてくれているか否かは、重要だと思います。
自分でやるって言ったのに、すぐ忘れちゃうような人は全く信用できないですね。。。
そういうのがある人は、全部そういう前提で仕事せざるを得ないですから。
③自分の手を動かす
手を動かさずに、口だけ動かす人は、単純にバリューがないと感じることが多いです。特に何かを依頼する行動の際に、ここはよくチェックします。
まとまっていない考えを、雑な口頭で聞く時のストレスったらないですね。
一方で、ちゃんと自分の手を動かして、依頼内容を整理して伝えようとしてくれる方は、「信用ポイント」めちゃあがります。
その姿勢ですよね。
以下の話にも通ずると思います。
こういうのって他人に言語化コストを転嫁しているだけだと思っています。
④細かいミスを減らす
誤字脱字とか、そこまで気になるタイプじゃないですが、
さすがにちょっと長めの文章だと、ほぼ必ず誤字脱字が発生するような人は、かなり不安感が高まります。
どれもこれも、社会人一年目に教わるはずなのですが、
それをちゃんと意識して継続できている人って少ないなぁと感じます。
逆をいえば、これが出来ているだけで、一緒に仕事していてストレスないな、仕事しやすいなと感じると思います。
SNSにおける「信用ポイント」
少し話を広げて、仕事ではなくSNSにおける「信用ポイント」について考えてみます。
このアカウントを信用できるな、みたいな話は結構あると思うんですよね。
とりあえず自分が意識していることを書いてみます。
①情報ソースを意識する
最近は特に重要だなと感じます。
何でもかんでも情報ソースというつもりは毛頭ないですが、
その話って何がソースなの?と思わせない意識は必要だろうなと感じています。よくあるのは記事の画像切り抜きだけで、URLがわからないような投稿は避けるとかですかね。
ソースがないのであれば、それが伝わるような文言を工夫すれば、見る側もストレス少ないんじゃないかなと思っています。
②無駄な情報(愚痴など)を出しすぎない
そういうアカウントならそれはそれでと思いますが、
明らかなノイズ、例えばその人しかわからないような愚痴などは出来るだけ避けたほうがよいかなと思っています。
そこに何かしらの思想や意図があるのであれば、もちろん問題ないとは思います。
③付加価値を意識する
自分は記事のシェアをすることが多いので、その際は出来るだけ付加価値をつけることを意識はしています。
難しいことも多いですが、せっかくシェアするのであれば、自分がどう思ったのか、どういう点で面白いと思ったのかは残したほうが、自分の考えや思想が伝わりやすいかなと思います。
④思考の一貫性を持つ
ここでいう一貫性は、意見を変えないということは全く別のものです。
東浩紀さんの「訂正する力」で書かれているような、
過去の意見をなかったことにするのではなく、今の状況に合わせて、合理的に見方を変えて、文脈を紡ぐということです。
意見というのは変わるのが普通だと思いますが、その変化に繋がりがないままに突然変わってしまえば、周りは理解できないでしょう。
過去は過去として、しっかり認めた上で、なぜ今はこう考えるのかということが、文脈で表現されていると「信用ポイント」は貯まっていくのではないかなと思います。
Off Topicでコンテキストの重要性が語られていましたが、プロダクトやサービス視点で見ても、信用できる文脈を紡ぐことの重要性は増しているだろうと思います。
これらの話は、前に書いた以下の話に通ずるかなと思っています。
やっぱり「機微」なんだと思います。
それに気づいてくれる人はごく少数かもしれない。
それでも、その少数に向かって、自分なりの「機微」を込めて投げ込んでいくことが、今の時代に重要な営みなんじゃないかなと思います。
そういう「機微」をちゃんと受け取れる人間になりたいですね。
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