238.聞く力は相槌にあり
誰もが発信できる時代だからこそ受け取る力が必要
SNSによって誰もが発信できる時代となった。アウトプットが今まで以上に重宝され始めた。多くの人がアウトプットや話すことに目が行きがちであるが、その裏で聞く力や相手を受け入れる力が必要不可欠ということに気づいてほしい。
流行っているものがあれば、どの本質に需要があるのかを考える癖をつけてみてほしい。表層的に見える部分だけではなく、深層的な部分に目を向けてみてほしい。なぜこれが流行しているのかを深掘りすることによって、見えてくる世界がある。
例えば、clubhouseが流行しているのは雑談するということに需要があるからだ。雑談に必要になってくる要素はいくつかある。抽象的に2つに分けると話す力と聞く力である。話す力とは上手く話すというよりも、どれだけ知識を持っているか。また、相手の気持ちに寄り添って同じ目線で発言できるかどうか。どれだけ知識をもっていても専門的な言葉だけでは相手を理解させることができない。
ここでいう聞く力とは相手を肯定し、気持ちよく話してもらえる環境を作ることだ。相槌をただすれば、良いという問題ではない。そもそも相槌をする意味は、「自分はあなたの話をしっかり聞いているよ」とアピールする為ではないだろうか。
むやみやたらに「うん、うん」と言われても話している人からしたらノイズでしかないし、本当に私の話を聞いてるのかなってなってしまう。相手がどんな人かによって、相槌の仕方を変えるのも一つの聞くスキルではないだろうか。話している相手の顔をしっかり見てみたり、大げさな相槌を打ってみるのもよいかもしれない。
これからの時代は、場所・人種問わず、誰もが繋がれる時代だ。話すこと以上に相手をいい気持ちにさせられる、聞くスキルが必要となってくる。日本人ならこういう相槌が良いかもしれないが、海外に行けばその相槌の仕方は通用しないかもしれない。どの聞き方がベストなのかを知るためにはいろいろな人と話すしかない。いくらインプットして知識を得たとしても、経験というものは変えることができない。
経験がものを言う時代。自分が経験したことを伝えることはできても、その人は経験することはできない。経験というものは人生で一番大切なことと言っても過言ではない。私が経験したことをみなさんに伝えることができるが、再現性があるとは限らない。少しでも、人生を自分らしく生きれる人が増えれば幸いだ。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【今日の格言】
チャレンジして失敗を恐れるよりも、
何もしないことを恐れろ
今日の記事に価値があると思ったら、サポートしていただけると嬉しいです! いただいたサポートでサポート以上の価値を返します!