読書ログ 『脳が一生忘れないインプット術』
著者はスタンフォードで哲学博士を取得し、スタンフォードのオンラインハイスクールの校長をしている人物。同氏による『全米トップ校が教える自己肯定感の育て方』が良かったので購入した。一定の気づきはあったものの、期待は超えられなかった(Vodkaがこういったジャンルの本を集中的に読んでおり既知の知識が含まれていたというのもある)
学びメモ
メタ認知がインプット力を上げる
インプットにおけるメタ認知とは、定期的に「インプットの目的」「今自分はどこにいてどれくらいの理解度か」を客観的に確認することを指す
目的設定
インプットする前に「目的設定」をする(何を知りたいのか、何のためにこのインプットをするのか)
すると、インプット効率が上がるだけでなく、インプットへの期待が高まってドーパミンが出るので、脳内環境が整う
理解度チェック
区切りごとにインプットを止め、理解できたかを定期的に自問する
読むのをやめて、そこまでの内容を思い出したり、設定した目的と照らしたりしてみる→エンゲージメントが高まる 「ストップ&ゴー」
メモに記録。メモは記録ではなく記憶のために役立つ
このように立ち止まって理解を確かめる行動を「リトリーバル」という
インプット中に時々今の理解度をチェックするようにすると、より主体的にインプットできるようになる
リトリーバルのコツ
「ワード・リトリーバル」
学んだ言葉が再び出てきたら、どんな言葉だったかを立ち止まって思い出す
「ブレインダンプ」
インプット後2分間、学んだことをドバッと吐き出す。全て言えなくてもOK。言えなかった項目の記憶力すら高まるという結果がある
人間のモチベーションのベース
関係性(人との繋がり) Relatedness
有能感(自分が何かできるという感覚) Competency
自律性(自分が決断したことを自分の意思に沿ってやっているという感覚) Autonomy
頭文字をとって「CAR」。目標設定時にもこれを意識すると、内発的なモチベーションを持つことができる
×「来月のTOEICテストでは前回よりもスコアを10%上げよう」
⚪︎「自分の英語スキルを上げて、会社の海外事業展開に貢献し、社会や世界に大きなインパクトを与えたい」
本を読む時に当てはめると・・・
関係性・つながり→読んだことを人にシェアしたり、おすすめしたりする
有能感・できる感→本を読んだ後にまとめたり、理解度のテストをする
自律性→読むきっかけ・目的・インプットによってどうなりたいかを意識する
気づき
リトリーバルは自然とやっていた。ブレインダンプはやってもいいと思ったが、読書メモで大体できると思った
自分にとっては特に「つながり」がモチベーションの源泉なので、ブックマラソンの投稿は理にかなっているなと感じた。再開したい
Next Steps
自分の仕事や趣味、チャレンジしたいことをCARのフレームに整理する。そうすることで、自分の内発的動機を理解する
読書メモに、メタ認知のフレームを入れてみる
「何のためにこの本を読む?」「どんなことがわかったらOK?(ゴール設定)」「なお理解が及んでない点はあるか?」
つながりを作るために、読書後のアウトプットを再開してみる
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