翔@ST

老健に勤める言語聴覚士。経験年数は9年目になります。Twitterを中心に情報発信をしています。TwitterID stsho20ah

翔@ST

老健に勤める言語聴覚士。経験年数は9年目になります。Twitterを中心に情報発信をしています。TwitterID stsho20ah

最近の記事

漠然と訓練を行わない。評価をした上で問題点を抽出し、目的を持って取り組みましょう!

twitterで若手のセラピストのツイートを見掛ける度に当時の私を思い出しました。 実習や養成校の勉強で評価の流れを習うと思います。 改めて振り返ると、臨床に出て分かっていないまま臨床を進めてしまう方が多いと感じました。 以前に似たような発信をし、その発信を元にnoteにまとめましたのでこの度もよろしくお願いします。。 1.視野が狭かった若手の頃若手の時に、とても視野が狭く目の前の起きている事だけに注意が向いてしまう事がありました。 症状があった→その症状の原因も分

    • 嚥下評価を依頼されたら・・むせた。むせたからとりあえずとろみをつける?増やしてみる?

      STの誰もが経験する事かと思います。 フロアから嚥下評価を受けた時にむせたから見て欲しいと言われる事がありますよね。 経験が浅かったり、嚥下の知識が少ないとむせが出たからとろみ付けなきゃと思われてしまう方もいるのではないでしょうか・・ 1.嚥下の対応方法が分からない・・その場しのぎの対応炸裂私も養成校の時に嚥下について学びました。 当時はむせた時の対応方法を座学では学んだつもりではいました。 しかし、いざ臨床でむせている患者さん(利用者さん)を目にした時にどうしたら

      • 在宅から老健にショートステイ。ショートステイ利用時、嚥下評価を依頼された時の対応 ーショートステイ利用後に在宅に戻る場合ー

        1.ショートステイとは・・ショートステイとは、短期的に施設に入所し介護・支援が受けられるサービスです。 在宅で介護を続けてると、 ・冠婚葬祭などで自宅を数日間空けなければならない ・出張が入る予定がある ・介護者が体調を崩した など、一時的に在宅介護が難しくなる場合に受けられる時等にご利用されています。 介護者のレスパイト(休息・休憩)目的で使われる事があります。 また、次のような事情でショートステイを受けられる場合もあります。 ・病院から退院を迫られているも

        • 老健に新規・再入居の方が入居された際、初期評価(嚥下評価)の進め方

          以前にも似た記事を書かせて頂きました。 ここ1~2年で新卒から老健に務められるSTさんから嚥下評価の進め方や嚥下評価の仕方をDMでご相談を受ける事が増えました。 1つの記事に盛り沢山の内容と思いましたが、長文になり読みにくくかったのでいくつかに分けて掲載したいと考えています。 前回の記事はどちらかと言うと、病院経験者向けに書いたものでした。 前回の内容と重複する内容もあるかと思いますが、今回は1人職場に就職した新卒STさんも使える新規・再入居の方が入居された際の嚥下評

        • 漠然と訓練を行わない。評価をした上で問題点を抽出し、目的を持って取り組みましょう!

        • 嚥下評価を依頼されたら・・むせた。むせたからとりあえずとろみをつける?増やしてみる?

        • 在宅から老健にショートステイ。ショートステイ利用時、嚥下評価を依頼された時の対応 ーショートステイ利用後に在宅に戻る場合ー

        • 老健に新規・再入居の方が入居された際、初期評価(嚥下評価)の進め方

          嚥下を理解出来るようになるにはどう勉強をしたら良いのか?勉強から実践につなげるには?

          昨年、twitterでも投稿した内容を再度noteにまとめさせて頂きました。 twitterやnoteでもお話している事ですが・・twitterで嚥下障害の評価の事や考え方、臨床の事をよく発信しているので驚かれると思います。 私は若手の頃嚥下障害が大の苦手でした。知識を使って評価・分析・病態把握が出来ず、知識と臨床が繋がらない日々を過ごしました。 そんな私が先輩からのご指導を受けて・・やっとここ数年で嚥下障害が分かるようになりました。厳しい先輩でしたがとても感謝していま

          嚥下を理解出来るようになるにはどう勉強をしたら良いのか?勉強から実践につなげるには?

          老健での嚥下評価・嚥下評価の進め方

          (1)老健での現状 老健に老健にVEVF無いんだ・・私VEVF無しで評価出来ない。 それって評価出来ているの?心配です。 VEVFがあるから嚥下状態の確認が出来るのに・・ 心配される方いますよね。 そうなのです・・ 病院では定期的にVEVFで見る機会が多い所が殆どかと思います。 しかし、老健ではVEVFが完備されている所もありますが、環境が整っていない事がしばしばです。 (2)VEVFが無い場所で行える嚥下評価とは・・ 私自身、実習や養成校で携わる事が少なく

          老健での嚥下評価・嚥下評価の進め方

          老健でのSTの動き方

          いつも私の情報発信を見て下さる皆様、 ツイートを見て頂く度に大変励みになっています。 この場をお借りしてとても感謝しています。いつもどうもありがとうございます。 twitterでSTの事、評価、臨床の進め方や、嚥下障害、老健の事を中心に情報発信を行っています。私で良いのだろうか・・回答へ答えになっているだろうか・・不安になるのですがDMでのお問い合わせ頂きどうもありがとうございます。とても有難い事に学生さんからベテラン勢、多職種の方といった幅広い層からDMでご質問、ご相

          老健でのSTの動き方