見出し画像

嚥下を理解出来るようになるにはどう勉強をしたら良いのか?勉強から実践につなげるには?


昨年、twitterでも投稿した内容を再度noteにまとめさせて頂きました。

twitterやnoteでもお話している事ですが・・twitterで嚥下障害の評価の事や考え方、臨床の事をよく発信しているので驚かれると思います。

私は若手の頃嚥下障害が大の苦手でした。知識を使って評価・分析・病態把握が出来ず、知識と臨床が繋がらない日々を過ごしました。

そんな私が先輩からのご指導を受けて・・やっとここ数年で嚥下障害が分かるようになりました。厳しい先輩でしたがとても感謝しています。きっとその先輩が私の今の様子を知ったら、今頃か・・と呆れられてしまいそうですが・・。人よりも成長が遅い私です。

有難い事に職種、経験年数問わず「嚥下が分かるようになる為にはどんな勉強をしたら良いか」相談を受ける事があったので改めてnoteにする事にしました。


先ずは嚥下の流れを掴みましょう。嚥下の5期思い出した時に、其々の期でどんな働きがあるか思い出せるでしょうか?思い出せたら、実際の臨床の場面では出来ている事と同時に、起こっている症状をチェックしてみましょう。

基礎的な事ですが、先ずは全体像を捉えていくと、何が影響して、症状が起こるのか?、と原因を探る手掛かりや、対応方法が考えやすくなります。

見落としが多くて、いつも見れてないって言われる、慣れないなって方は自分で嚥下チェック表を作ってみましょう。

私は、言葉と其々の期がバラバラになっていて、いつも何が問題になって症状が起きているのか説明出来ませんでした。

嚥下チェック表を作るだけでも頭の中で整理がしやくなります。繰り返していくうちに例えば、覚醒は低いけども、開口反射もあるし、口への取り込みが出来る、覚醒低いけども嚥下反射が起こるんだな等と全体像が分かり、分析するのが楽しくなります。

嚥下チェック表を作ってしまえば、コピーして繰り返し使えますし、嚥下チェック表を元に見忘れた項目や本人やフロアの方に確認する項目を付け加えて使っていく事で自分なりのスクリーニング表にもなります。

リハビリ科内にSTが多いのであれば、皆で嚥下チェック表を作ってみて統一してみても良いかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?