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2024/7/22週|上場した週🌻。 『ごきげんになる技術』を読んだ。

今週は勤めております株式会社タイミーのグロース市場への上場という一つの節目のイベントがありました。

大変僭越ながら、自分自身も東証で鐘を鳴らすという機会をいただきまして、、
入社当初から現在に至るまでの、うまくいかないこと・苦戦すること・悩むことの数々が去来しつつ、、他方で、それら自体が濃い学びに転換されてきたここ4 ~ 5年のプロセスの価値を再認識ができたり(このnoteに書いてきたようなこと)、何よりこれまで一緒にやってきた社員やお力添えいただいている関係者の皆さまとこの日を迎え、言葉を交わす機会が作れたことが本当に喜ばしいことで、ありがたいことです。サービス・プロダクトをご利用いただいている方々にも重ねて感謝申し上げます。

スタートアップに身を置く人間として、とても運の良い、恵まれた経験をさせてもらっていると自覚しております。
この節目は大いに喜び合いつつ、週明けからは新たな気持ちで気を引き締めて自社のビジョン・ミッションに実現を目指し、顧客に価値を届けられるような仕事をしていこうと思います。

このnoteでも、主にはスタートアップのマーケティング領域・経営関連で世の中に還元、貢献できることを残せるよう、週次更新して参りますので引き続きよろしくお願いいたします。

以下ご参考まで。



『ごきげんになる技術』を読んだ。

今週は発売を楽しみにしていた佐久間宣行さんの新著を読んだのでmemoしておきます。

Amazonより
Amazonより

内容に関してはぜひ同書を手にとって一読いただきたいのですが、個人的に印象に残ったのは下記あたりでした。

❶佐久間さんの言語化力の異常な高さ
まず内容そのものの前に、佐久間さんの言語化力の高さに圧倒されています。物事や自分自身など対象は様々ですが、何かを見て、感じ、考え、言葉にし、整理・体系化されていく部分が秀でていらっしゃると改めて感じました。
これは面接時のエピソードから察するに、大学・高校くらいから高かったのだと思いますが、同じものを見てもそこから学びを作れる力が日々の行動を変え、今の状態を作り出しているのではないかと感じた次第です。自分自身も書くというのが相対的には好きなのでこのnoteを続けているのですが、ちょっと異次元です。なにより、もっともっと目の前のことを観察して、思考できるのではないかと思わずにはいられません。

❷どこまでいっても不安からは逃れられないものと心得て、準備する

「なにもの」かになれば、こういう不安やもやもやがなくなるものだと思ってがむしゃらに働きました。けれど、キャリアを重ねた今もネガティブな感情を抱えたままです。
(中略)
どんなに経験を積んだり、成功してお金を手にしても、不安やネガティブな感情・悩みから解放されることは、一生ない。

『ごきげんになる技術』より

私たちは活躍している人の表面的なところのみを見る機会が多いので、成功者やスターは一見すると悩みやネガティブな部分はないと錯覚しがちです。
でも実はその裏側には地道な毎日だったり不安な気持ちがあるもので、少なくとも自分からは飛ぶ鳥を落とす勢いの佐久間さんもこうした思いをもっていたり、しかもそれがどこまで行っても変わらないというのを断言してくださるのは清々しさすら感じます。

人生とはそういうものか、という納得であったり、こういう気持ちにどう向き合うかを考える方が建設的だなと思える一節でした。

❸小さなごほうびの予定を作り「面倒くさい」を手懐ける

僕にとってのベストな打開策は、「小さなごほうびの予定」を作ること。
美味しいものを食べに行くことや、映画や演劇といったエンタメに触れることを、忙殺の山を抜けそうなタイミングにあらかじめブッキングしておくのです。
仕事が立て込んできて「面倒くさい」が発動し始めたら、すかさずごほうびがあることを思い出し、自分で自分の機嫌をとるようにしています。
ちなみに、僕は自分の記憶を一切信用していません。仕事の可視化とうっかりミスを防ぐため、スケジュール管理はすべてGoogleカレンダーにアウトソーシングする派。
収録・取材は赤色、打ち合わせと会議は青色、企画の考案や原稿の執筆はオレンジ。そして、映画の公開や舞台の公演などプライベート色の強いごほうびは緑色で色分け。
ぱっと見て、Googleカレンダーが仕事関連の赤色、青色、オレンジで埋め尽くされたら、危険信号。そのうち「面倒くさい」がひょっこり顔を出します。ネガティブスパイラルの根源を断ち切るためにも、すかさず緑色のごほうびゾーンを無理矢理にでも作っています。

『ごきげんになる技術』より


特に個人的にバランスが良いとは言い難いカレンダー状況だったと思い、可視化のところと予定のブッキングは真似させてもらいます。

他にも金言が多く、そのまま真似できる部分もあると思います。佐久間さんが手がけられるアウトプットもそうですし、仕事人として、人として尊敬できる部分がたくさん見つかると思います。
ぜひ一度手にとってみていただくことをお勧めします。

今週はこの辺りで。

📓この記事について

株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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