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2022/4/18週|外部のマーケティングパートナーとの情報同期についての反省

今週は、マーケティングに関連する外部パートナーに「今」の課題をいかに同期するかについて、もう少しうまくやれるよなぁ、と少し反省する機会があったのでそれについて備忘録を残しておきます。

課題の移り目で発生する情報ギャップ

事業のマーケティング活動の中で、現状分析からの課題の設定 -> 打ち手の企画 -> 実行 -> 振り返りを行うため、課題が移り変わっていくことがあります。
本業においてもアウトプットを振り返る中で、より注力するべきテーマが出てきて、その現状を詳細にドリルダウンしていくフェーズがありますし、そのスピード感やタームが非常に速く短いです。

そういう時に情報のギャップが発生しやすいのが、マーケティングに関する外部パートナーとの間かなと思っています。

なぜこうしたギャップが発生しやすいのか、を考えてみると、いくつかありそうです。

❶そもそも内部で扱っているような情報をそのままは出せないので加工するコストが発生する(そこの優先度が下がりがち)。加えて、どこまでの情報を出すかの判断を要する。
❷情報を同期するような場がない(都度設定が必要)
❸情報を同期することの意味合いを事業会社側が感じ切れていない

❸について補足をしておくと、マーケティングパートナーにはそれぞれ強みがある反面、課題の内容によっては共有・相談するべき課題なのかわからない(得意ではないのではないか)と思う場合がある、ということです。
この辺りはマーケティングパートナーのケイパビリティの理解をしておく必要がありそうです。

前提条件がずれていると

当然ながら注力している課題が違うものになってしまうと、優先度の下がったものに対して注力してもらうことになってしまい、非効率です。(アウトプットを出すために動いてもらうのがお互いのためにならない)

したがって、「今」の課題について目線を合わせる、ズレを埋める(いわゆるズレウメ)動きが重要で、それを仕組み化しておいたほうがベターかなと先週・今週くらいで感じた次第です。

仕組み化のアイディア

以下は直近で実践してみようと思っている案です。

  • ❶外部用に情報を整理するコストがかかる

    • -> 情報を加工する際に、「ここまでは内部用」「ここからは外部用」のように基準を設けて整理するようにしていく

  • ❷情報同期の場がない

    • -> 定例MTGを設けてアジェンダを持ち寄る中で、細やかな共有をする。「今こういう深掘りをしていて、xxくらいまでに共有できると思います」といった目処を示す。

  • ❸情報同期の意味合いを見極め切れていない

    • -> ❷の場で当ててみる中で判断をしていく

スタートアップの中でも、マーケティングの部署は構成比にして全社の数%の少ない人数で構成される場合が多いと思います。
そういう中では外部パートナーの皆さんとの連携を促進する仕組みは思っている以上に重要です。

実践してみます。

ではでは、今週はこの辺で。
この後また夢でお会いしましょう、アディオス。

この記事について

株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、、自分も週次更新をしています。

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