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2023/8/21週|ナナメの1on1の効用

仕事において直近、別部署の方々と1on1をする時間をもらっていました。
主に担当部署の今後を考える上での論点の洗い出しを意図してです。

機能上近接している部署で直近では主にセールス・カスタマーサクセスの領域の各位と話しました。加えて日々の業務では接点が少ないような方にお願いして時間をもらうようにしました。

どんな内容を話したのか?

参考までに一部を載せておくと下記のようなアジェンダで60min弱ほど話しました。


  • 自己紹介的なこと

    • 入社時にタイミーに期待していたこと

      • 叶ったこと(と叶ってないこと?)

  • 基本的なお仕事の理解の理解をさせてください🙏

    • 組織構造とミッション

    • 感じる課題諸々

  • タイミーのマーケティングについて思うこと


業務で1対1で話すのは初めてだったので自己紹介やお互いのモチベーションの部分なども理解した上で、業務のミッションを教えていただきつつ、マーケティングについて課題に感じていることを教えてもらいました。

どんなところに効用を感じるか?など

認知できていない課題に気づける
人間どうしても認知の死角があって自分(たち)だけでは気づけないところがあります。
当然、不徳の致すところを自覚するのは「うっ…」となる部分がないわけではないのですが、放っておく方が後々深刻になるので、この段階で気づけてよかったなと思います。

ナナメにいるからこそ客観的に感じる部分もあるでしょうし、マーケ組織は全社において必ずしも大多数を占めるわけではない組織であり、組織拡大に伴い、他の部署においてナナメに位置する人の母数が最も多くかつ膨らんでいるので、非常に代表性のある(組織の多くの人が感じているであろう)コメントをもらったかなと思っています。

組織のグループ・ダイナミクスにもっと敏感になった方がいい
組織の人数が拡大していくのを当然認知はしていたものの、それが及ぼす影響や課題感の増幅という観点が薄かったな、と話を聞く中で思いました。
単純な話、同じような課題を感じている人が急速に増えているというのはいい状態とは言えないと個人的には考えるので、この辺りにもっと敏感にならなければと少し反省しています。
(機能別組織は自分たちの機能が自分たちに見える範囲で健全に回っていればよし、と捉えてしまう癖があるかも知れないです)

グループ・ダイナミクスとは、「集団における個人の行動や思考・価値観等は、集団から影響を受け、また逆に、集団に対しても影響を与えるというような、"集団を構成する個人同士の相互依存関係から派生する集団の力学的特性"」のことを指して言う。

グループ・ダイナミクスとは

ナナメの1on1の始点は組織長であるべき
これはナナメの1on1のオーナーシップのありかについてです。
組織長に該当するような、「組織関連の意思決定に対して影響を及ぼすこと」に責任を持っている人が自ら理解しにいくことも重要なポイントな気がします。↘️ ↙️

上記以外にも関係性の構築などももちろん利点として存在すると思います。

今後どのようにするか?

  • 一つは出てきた課題のうち優先度の高いものについてはきちんとアクションまでナビゲートしていくことで状況を改善することを狙いたいと思います。

  • また、こうしたナナメの1on1の有用性を肌で理解したので、定期的に実施できるような仕組みを考えていきたいと思います。

    • 別部署の中でもいくつかのレイヤーの方に話を聞く方が出てくる課題の幅は広がりそうな印象です。

    • どうしてもこの種のことは目の前の業務が忙しいと優先度下がりがちなので仕組みで入れておきたい。

ナナメの1on1、オススメです。
お読みいただいた方、ありがとうございました。

📓この記事について

株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
タイミーは、すぐに働けてすぐにお金がもらえるスキマバイトアプリです。

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