見出し画像

2023/7/3週|"2歩先"の仕事をするためのチェックリスト

仕事をする上で大切にしていることが「2歩先に出す」ということでして、例えば締め切り日があるとしたらその1日前に出すのではなく、2日前には出すというようなイメージです。

これは仕事上で過去に痛い目にあってきた中で(笑)学んできた個人的な経験則として結構大事にしているものの一つです。

前提人と一緒に進める仕事においては大小なんらかの手戻りはあるものと思いますが、特に下記のケースにおいては見積もりの精度が粗く、想定より時間がかかってしまうことが多いと感じていました。

・初めて一緒に仕事をする(広告代理店だとよくある)
・自分がその職務への習熟度が浅い(単純に作業効率が悪かったり、引き出しが少ないので考えるのに時間がかかる)

こうしたケースにおいて、仮に1歩前のタイミングで出しても、結局戻しが多く発生して直前まで焦りながら作業する、予定していた約束をドタキャンしてしまう、深夜まで勤務になってしまう…などなど、社会人なりたての頃にそこを痛感して苦労した経験から、その手戻りを含めて吸収するタイミングとは何だろう、、と考えたときに「1歩先では足りず、2歩先」と思うようになっていきました。

で、もちろん、全てのことに「2歩先」が適用できれば理想ですが、最近それができていないな、、、と思うことが何件かあり、内省する意味を込めてこれを書いています。。

まず、2歩先の締切設定をした方が良い仕事には下記のような特徴があるように思います。

【2歩先に動いた方が良い仕事の特徴】
・なんらかのマイルストンになるようなイベントの日取りが決まっている
・社内外含めて関係者が多い方である
・自分が手を動かすというよりも自分以外が手を動かしてアウトプットをつくる(複雑性が相対的に高い)
・異動や転職したてでその組織の仕事の仕方への理解が浅い
・自分が手を動かす領域への専門性に不安がある

上記の見極めも含めてチェックリストをつくってみると例えば下記のようなものでしょうか
これができていると組織としての仕事のスピードとクオリティの担保に寄与してくると考えております。

"2歩先の仕事" をサポートするチェックリスト

□2歩先の締め切り設定するべきか見極めたか
□2歩先の締切設定をできているか
□2歩先に設定している部分を含めた全体のスケジューリングの意図を説明したか
□アウトプットイメージをどこまで具体化するかのすり合わせをしたか
□すり合わせたアウトプットイメージに沿ってイメージを共有したか
□(必要あれば)トレードオフになる仕事を読み合わせ、順番の合意形成をしたか
□オーナーシップのありかを明確にしたか(複数人で取り掛かっているプロジェクトなどの場合)
□(思い付いたら足して参ります)


お読みいただきありがとうございました。

📓この記事について

株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
タイミーは、すぐに働けてすぐにお金がもらえるスキマバイトアプリです。






お読みいただきありがとうございます。お役に立つ部分がもしありましたらXでシェアいただけますと幸いです!!