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2023/4/17週|抽象さこそが競争力である / 組織運営はProactive Problem Solvingで
仕事をする中で感じたことを備忘録程度に2つほど言葉にしておきたいと思います。ぼんやり考えている程度なので、今後考えを深めていくかもしれません。
抽象的な説明内容に留まるということは、、
今週人材・採用支援をしてくださるエージェントの皆さんとお話しする機会がありました。その時に採用ポジションの話をさせてもらうのですが、ポジションによって理解が深まるまでのスピードに差があったりで、こちらの説明の仕方がイマイチだなと感じることがありました。
期待している役割の説明はできますし、具体的な業務例も挙げられるのですが、そこで言語化している内容そのものが相対的に抽象度が高かったり、あるいはそれらの活動が事業にどういったインパクトをもたらすのかのイメージがしづらいように見受けられました。
ここで感じたことは上記のような抽象的な説明になってしまうものの価値についてです。つまり、「理解のしやすさ」とトレードオフになっているものがあり、それは「一見よくわからない仕事ほど競争力になりうるのでは?」という考えに辿り着きます。
よくわからないので模倣もしづらいですし、そもそも価値がわからないと模倣しようという気にもならないかもしれません。
とはいえ魅力が伝わらないとご応募もいただけないと思うので、この辺りのバランス感が大事です。汗
組織運営はなによりも「小事が大事」と心得る
これはまた全然別の話で、ここ数年の経験則となりつつあるのですが、悩みや課題感が小さいうちに解決方針を打ち出して潰し続けることがベストな運営方法だと思っています。
ポイントは小さいからと言って放っておくと気付かぬうちに問題が大きくなることがほとんどであるということです。
そして表出化した段階では解決するのに非常にパワーがいりますし、解決確率も下がるのではと経験上は感じています。
いずれ向き合う必要がある課題なのであれば小さいうちに積極的に、確実に打ち取りにいくのが合理的ですし、マネジメント職はそこにパワーを割くべきかなと思います。
中身までは読んでいませんが、いくつかの論文でも積極的な問題解決は、組織を効果的に管理するための鍵であることが示唆されているようです。
(Proactive Problem Solvingという言葉があるらしい)
>Proactive Problem Solving and Creating Non-Events
https://kepner-tregoe.com/blogs/proactive-problem-solving-and-creating-non-events/
お読みいただきありがとうございました。
📓この記事について
株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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