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私だけの詩領域

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詩の価値なんて知らないよ これは私だけの空だ
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2021年6月の記事一覧

東京タワー

東京タワー

まだ一度も東京タワーを見ていない。
あなたを好きになるのが怖かった。

恋に落ちてしまったら
日々は美しい地獄だよ。

ガラスの花が咲き乱れる丘、
声と温度で色づいた空。

無傷で歩くことはできない花園。

いま日本で暴動が起きたら、
真っ先に死ぬのはあなただろうね。

私はあなたを守れない。
あなたも私に気づかない。

背丈150センチメートル弱の私と
背丈333メートルのあなたじゃ

視界と、

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私だけの詩領域

私だけの詩領域、というマガジンを作成致しました。

詩の価値なんてわかりません。
言葉に値段なんてつけられない。

「では、貴方にとっての詩とは何なんですか」

わからないよ。
わかられて、たまるか。

  これは私だけの聖域だ、
  私だけの空だ、
  私だけの藍だ。

こんなエゴイスティックなものを
野ざらしにすることなんて、できない。

だから、100円という付箋を貼り付けました。
けれど、

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新橋

いつか、私の断片が花弁や粉雪や星屑になって、荒廃した街に降り注いで、かなしかったことも苦しかったこともすべて穏やかに燃やされてしまえばいいと思うよ。かつて私はここにいた、ここで確かに生きていた、そのことを、あなただけに覚えていてほしいの。

宇宙飛行士になりたかった男の子と、お花屋さんになりたかった女の子が、スモーキングエリアでシガーキスをする。

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