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夕空しづく/小説家・詩人
2021年7月30日 20:58
休職になって2週間経った今日。漂流の旅から、ひとりぐらしの部屋に帰ってきた。 バスで3時間半。立ちっぱなしで電車に揺られること1時間弱。最寄り駅から徒歩15分。重いキャリーケースと気温32度。疲れた。この街に、ただいまを言ってくれるひとはいない。仕事帰りにいつも寄っていたスーパー。ぼやけた色の夕空。この街で私のことを知っているのは、私と、野良の三毛猫だけ。この圧倒的な寂しさを、心
2021年7月28日 13:41
社会不適合という刻印が痛んで仕方ない水曜日思慮深さとか感性とか資本主義社会では邪魔らしい忌み嫌われるものらしいそんなことないと誰かに言ってほしいでもそんなこともひとつの真理なの知ってるんです邪魔でごめんねそんなことないよと姿見の前ひとりごちて正気を保つふりをするひどい顔ねあなただれ?溺れていく見えなくなる水面の方向病名、傷心恐怖症重度、