大阪・珈琲艇キャビンさん
キャビンとは、船室・客室。豪華客船のような喫茶店。珈琲艇は競艇にあらず、あしからず。
いつも大阪ミナミの道頓堀川のほとりで停留・停泊してそうな船。じつは建物なのです。
(1778文字)
珈琲艇CABIN (キャビン)さん
大阪ミナミの道頓堀川に、ゆきかうものは巡視艇。この水質と違和感に目をつぶる。クルーズ船で過ごす時間は大阪弁。
ステキな珈琲時間に出発進行。
もより駅は……
●Osaka Metro(大阪メトロ)・四つ橋線・なんば駅26D号出口…徒歩約2分
●JR難波駅…徒歩約5分
(以下の駅も、すこし遠いですが大丈夫)
●阪神なんば線・大阪難波駅
●Osaka Metro(大阪メトロ)・千日前線・御堂筋線・なんば駅
戎橋を下りて潜行されたし
撮影がすめば、ドラマチック、いや匍匐前進的な「半地下ルート」をご紹介。
道頓堀川の北詰、西側(ランナー側)
橋の下に下りるスロープを発見されたし。すみやかに下りること。
諸君、レーダーに感知されない「たこ焼き不発弾」に注意せよ!踏むと滑るし面倒だ。
遊歩道・直線距離を前進。道頓堀川の川沿いを西へ西へ。川面に映る賑やかなお店にひるむな。堤防のアートは敵ではない。安心されたし。
週末は外国人観光客の商業船がひっきりなしに走る。平日をオススメする。
ヨーロッパの石橋風の大黒橋をくぐりぬけるのだ。浮浪者や銭形警部に気をつけろ、シトワイヤン。
衛兵は、いないぞ。すずめの涙エッセンスの水の都・大阪ミナミであるからして。前進。
青い橋・深里橋と右手の奥を確認せよ。
まるっこい潜水艦か客船を視認できたか?
はい、深里橋に接岸(?)しているのは潜水艦ではありません。停泊中の珈琲艇CABIN (キャビン)さんであります。
オマケだ。ナビオ阪急いや、現・阪急メンズ館のデータを送るぞ。大阪梅田の超巨大戦艦のようだ。
今回は、珈琲艇キャビンに入艇を許可する。
と、戎橋から川沿いをまっすぐルートで約5分。
ここからは、リラックスしてくださいね。
ようこそキャビンへ
沈黙の開いた窓が特等席
季節・天候・気温と条件がそろえば、さわやかこの景色。こころもオープンに。本当の船の窓のようです。豪華客船のゲストとして、のんびりと。
QRコードで信号を打て
タバコ射程距離・喫煙可能
◆珈琲艇キャビンさんメニュー◆
コーヒー450円・ドリンクは、ミックスジュース・クリームソーダ・はもとより、昼得ランチセットなど軽食もあります。
予告なく、メニューの変更・中止・値上げなどご容赦ください。
あしたへ出航
窓の席はとても明るい。ここ以外の席は夜のように、しっとりと。ひかりが届かない海底のよう。(大阪です)
船室の喫茶店・珈琲艇キャビンさん。
雨の日はどんな窓なのだろう。
丸窓に雨だれ、水のつぶ。
しかくいガラスは重く閉じられ珈琲艇をまもる。
あしたへ出航するために。
あっ、その前にお手洗い。
鍵を持って階段を上がってね……
沈黙のトイレ。入り口の近くに。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。
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