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メガネをあげる《詩文作品》

暑すぎて歪んだまんまる
その穴から覗き込む生命の震え
好きなのはその緑色じゃないけど
頼りにしてるって自分勝手に言ってるだけ
きみのその大胆さ
汚らしく見えるよ 美しくて嫉妬
私を支配してたのはまさかの紫色だった
ただしたいだけ
見かけだけでいいから綺麗事にさせてよ
しょうがないじゃない メガネをあげる

自分の内側から発せられる何かを、掴んだと思ってもすぐに消えてしまいそうなそれらを、1枚でも多く作品にしたい。同じ感性や同じ心象風景を持つ人たちの元に作品を届けたい。と願って日々描いています。またサポートして下さることでいのっちの電話に使える時間も作れるので助かります!