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老人と海 / ヘミングウェイ

小説って読もうと思って読まないと、なかなか読む機会がないのかなって思います。
ちょっと意気込みが必要。

不思議ですよね。
読みたくて買うのに。


どうしても読むまでに気持ちが追い付かないのです。


小説読むスイッチがあったらいいのにな〜なんて友達とよく話します。


でもいざページを開いたら没頭。
時間なんて忘れて読んでしまいます。


最近は半身浴をしながら1時間くらい読書時間をとっている日々です。


みなさんは一体どこの時間を使って読書しているのかしら。



今日は本当に久しぶりに小説を読みました。

ハマったらハマりっぱなしの私は、飽きた時も飽きっぱなしです。笑



本屋さんで何気なく手にしたのは、ヘミングウェイ。

名前は聞いたことがあったもののまだ触れたことのない有名な小説。

装丁がとても魅力的でなんだか引き込まれるようにレジにむかいました。


八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、一人小舟で海に出た。やがてその釣網に、大物の手応えが。
見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが・・・
自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。
著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。


正直、むっちゃかっこよかった。

たった135ページ。

135ページしかないのに、こんなに素晴らしいの?



とってもシンプルで男らしくて人間臭くて。

私の中のジャンルとしては、旅のラゴスに近いのかなって感じ。


旅のラゴスを読んだ時にも感じたけど、

「なんでずっと避けて手を出さんかったんやろう」

ほんまにこれに尽きる。



私はどうしても有名なやつは別にいいやって思ってしまう所があって。笑

周りの何人もが「いいよ!オススメよ!」って言ってるんやから、まあいいんやろうけど私はなかなか受け入れられへんし、自分が欲した時じゃないと読みたいと思えない性格なんです。笑


だって必ず本にはタイミングがある。


出会ってしまった時がその時やと思ってます。


でも自分にそのタイミングが来て読んで
読み終えた後、


みんなが言ってた通り、やっぱりむっちゃええやん


ってなります。
ほとんどの確率でなります。笑


でもこれも自分のタイミングで出会えたものやから、後悔はしないしむしろ今やからこそよかったと思えるのかな?なんて肯定しながら余韻に浸ります。




全然老人と海についてここで書いていないのですが、これはどんな話??なんて聞かずに読んで欲しいなと思います。



ちょこっとだけ手を伸ばしてみてほしい。


過去に読んできた人達がオススメです。って言うの、納得出来ると思います(*^^*)



これを機に、小説の気分が続くことを願います◎

次はなにを読もうかな〜



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