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自分を愛することが、甘えや自惚れとは違う理由

自分を愛することは、どんな世の中でも幸せに生きるための必須条件と言ってよいほど、大事なことです。

けれど、分かってはいても、
「それって自分を甘やかすことでは?」
「うぬぼれてるって人から思われないか」
「ナルシストみたいでイヤ」
というような思いが湧いてきて、自分を愛する障害になることってないでしょうか。

自分を愛することは、うぬぼれでも、自分を甘やかすことでもありません。

むしろ、正反対と言っていいぐらいで、その仕組みがわかっていると自分を愛することがグッとやりやすくなります。参考にしてみてください。


自分を愛することとは

まず、ここでいう自分を愛することとは、自分の全てを愛するということです。

これはいいけど、それはイヤというようなものではありません。

誰しも長所や得意なことは愛せるかもしれませんが、短所や苦手なことは隠したいですよね。

でも、それでは今までと変わらないのではないでしょうか。

そもそも長所、短所という捉え方が、ある性質、特性に対する何らかの基準による価値判断を伴う評価です。

そうではなく、単なる凸凹といった形と考えてみてはどうでしょう。

一人一人の顔が異なるように、その性質や能力なども人それぞれです。

それは凸や凹のように形が異なっているだけであり、どんな形であっても、自分のすべてを受け入れ、認めて、愛するのが、自分を愛することです。

それにはまず自分を客観視して、自分をありのまま見つめることが必要です。

これは今まで自分を否定してきた人には、かなりつらく、覚悟がいることでしょう。

それだけでも、甘えや自惚れとは、異なるテイストであることがわかるはずです。

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