好きを見つけたいのなら。
長い人生を歩む中で、
自分の【好き】を沢山見つけておくに越したことはないと思う。
好きなことといっても、
それは何も大きなことに限らない。
ほんの小さなことで構わない。
例えば、
カフェが好きなら、
具体的にどんなお店がいいのか?
コーヒーが好きなら、
どんなテイストのもの?
どんなカップで飲みたい?
そんなレベルからで構わない。
自分の好み。
それを細かく探って、
具体化していくこと。
それが、
人生の豊かな時間を生む。
あるいは、悦びの時間を作る。
では、
そのために何をすればいいのか?
それは至ってシンプルで、
数多くのことにトライしてみることだ。
固定観念や先入観に囚われず、
やりたいと思う気持ちに素直になって、
とにかくやってみること。
そこで得た経験や感想、感情を元に、
自分の【好き】データを集めていく。
やってみて、試してみて、
苦痛や違和感を感じたのなら、
まさにその逆が、
【好き】にあたる。
これは当たり前のことを言っているのだけれど、
これを見逃している人は意外と多い。
何かイヤなことに出会った時。
苦痛な場面に遭遇した時。
違和感を感じた時。
美しくないと思った時。
美味しくないと感じた時。
楽しくないと感じた時。
それらはすべて、
自分の【好き】を見つける
絶好のシチュエーションなのだ。
その見つけ方は以下。
まず、イヤな場面でイヤな感情を感じ切った後で、思考を切り替える。
【これはわたしの好まないことだ。じゃあ、この逆はなんだ?
どうなったらわたしが喜ぶ?】と考えてみること。
これがコツ。
そして、それをしっかりと心に留めておくこと。
可能なら、紙に書き出すこと。
これを日常の中で、
細かく何度も繰り返す。
この認識とリピートにより、
自分の【好き】がデータとなるのだ。
これがストックされていくと、
選択を迫られた場面で
とても役に立つ。
つまり、
自分の【好き】を知るには、
一度その逆を体験する必要があるということ。
最初に【数多くのことにトライする】と言ったのは、そのため。
経験して体感すれば、自分の好きを見つけるのは簡単になるからだ。
何も新しいことをせずに現状維持でいるのはラクだけど、
新しい経験を自分にさせてあげることは、必ず何かしらの体感を生む。
自分の【好き】を集める。
これが、迷いの少ない人生を導く。
なぜなら、自分の軸で判断ができるようになるから。世間や他人の意見、趣向に囚われなくなるから。それよりも、自分の心と感覚を尊重できるようになるから。
これはわたしが実践してきたことなので、おすすめの方法。
自分の【好き】を侮るなかれ。
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