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【遂に】よく見えないときは、いけない。【発覚】

怒りのレゲエパンチです。

noteにまったく新しいお題が立ち上がりません。
仕方がないので『#はじめてのインターネット』という前からあるお題を使用して更新を試みます。

はじめてインターネットというものを体験したのは高校生後期、大学への進学を控えている時期でありました。

当時の自分は『インターネットに乗り遅れたら大学生活で死ぬ』という強迫観念にとらわれておりましたので、何が何でも大学入学までにパソコン(敢えてPCと言わずこう言います。)を購入しなければならないと考えておりました。

一方、高校で部活を引退してからバイト生活を試みるも
『マクドナルドを1ヶ月で退職する』
という体たらくでしたので、金銭的余裕は皆無でした。

初めてのアルバイト、マクドナルドでの体験は当時高校3年生の自分の心を折るには十分の体験でした。

辞めた一番の理由は


ビッグマックの作り方が覚えられない、というものでした。


注文が入るたびに体に電流が走り、己の感覚を信じてビッグマックを創造する日々。

結果、『レタスが入ってない』『チーズが入っていない』などの数々の過ちを犯し、『フライヤー』と呼ばれる場所で日々フィレオフィッシュを作る毎日を送っておりました。

『あの人またフライヤーに入ってるよ』
『ビッグマックが作れないなんて社会でやっていけるのかしら?』

などの罵詈雑言を背中に受け、すでに心は複雑骨折しておりました。

シフトに関しても週一で2時間しか入らないものですから、スタッフの中でもぷかぷかに浮いている存在として脚光を浴びておりました。

そしてある日シフトインしたときのことです。

『…おはようございます』

暗い顔でうつむきながら挨拶する自分に、陽キャのスタッフがこう言いました。


『バウバウ!!』



なぜか松村邦洋のモノマネで返されたのをきっかけに、自分の中での決定的な何かが切れ、マネージャーに退職の旨を伝えました。

退職の理由は


『急遽来月から留学することになったので辞めます』
というパワー感溢れる理由でした。




マクドナルドでの就労で得た総額は5120円で終了しました。


話がおもむろに逸れました。
要するにパソコンを買うお金は皆無でした。


その状態なものですから、パソコンを買うにあたって両親にプレゼンをしなければいけませんでした。

しかしすでに運転免許の取得のお金を両親に出してもらっている状態であったために、プレゼンは難航を極めました。

プレゼンをさらに難航させた理由として



免許の卒検で二度落ちる、という信頼と実績の低下もありました。



免許は一発で取得して当たり前、の考えが跋扈する埼玉県において、これは致命的な失点でした。


一回目に落ちたときは、いつもの路上研修では停車していない大きなトラックが道を塞いでおり、『よく見えないけど、いけるかな?』と思って発進した瞬間に、猛スピードのスポーツカーに突っ込まれそうになり、教官に緊急ブレーキを踏まれました。

『俺を殺す気か!』という教官のありがたい言葉をいただきました。


2回目に落ちたときには、渋滞の中目の前に大きなトラックがおり、信号が見えない状態で『よく見えないけど、いけるかな?』と思って発進したところ、赤信号を突破するという蛮行を披露しました。

『信号が見えてないの?!』という教官の問いに
『俺、色盲なんですよね。』と答えたのも今となっては良い思い出です。


大きなトラックがとても苦手になりました。

そして『よく見えないときは、いけない』と学びました。


話が再び逸れていきました。

要するにパソコン代を両親に無心するのは非常に難しい状況でした。

そこで考えました。
これは通常のプレゼンでは埒があかない、と。

結果とった行動はマクドナルドでの経験を生かしたものでした。


『パソコンを持ってない学生は強制的にパソコン留学をさせられるらしい。』


当時はなぜか留学という言葉のパワーに絶大な信頼を置いていました。

パソコン留学という謎の言葉にも一片の疑念も抱きませんでした。


そして無事にパソコンをゲットしプロバイダとの契約を締結し、初めてのインターネットは始まりました。
当時はダイヤル回線という謎のシステムでインターネットを接続しており、ネット接続までに『ガガッ、ピーピーピー』という謎のイントロも流れ、今考えればやたら不便でありましたが、同時にワクワクする時間でもありました。


そして僕は『東風荘』というネット麻雀にはまることになりました。
それこそ、1日10時間以上麻雀を打っていたような気がします。

ただ若いユーザーはなんのことやらわからないかもしれませんが、当時は『繋ぎ放題』という概念がなく、電話回線でネットを接続しており、ネットを繋げば繋ぐほど電話料金がかさむという鬼畜システムでネットを使用しておりました。

それを防ぐためにテレホーダイというシステムも存在していたのですが、そんなことは知る由もありませんでした。

◎テレホーダイ
深夜早朝の時間帯(23時から翌日8時まで)に限り、予め指定した2つまでの電話番号に対し、通話時間に関わらず料金が月極の一定料金になるシステム。通称『テレホ』


結果、翌月に目がシパシパする電話料金が到着しました。



留学しようかな?と思いました。


ともかく、いろいろありつつも『はじめてインターネット』というものは、やはり画期的な体験でありました。


音楽・エンターテイメントに関しても画期的な体験が今の時代には必要だと思っております。


音楽・エンタメとの関わり方を『受信』だけではなく『参加』できるように。

そんな重いから新しい音楽・エンターテイメントプラットフォームをつくりました。

buds gate (バズゲート)
https://buds-gate.com/

◆記事や情報に対する、ファン・リスナーからのコメントや反応、または口コミや紹介を取り上げていく「参加型システム」
◆音楽に捉われない、様々なジャンルの「effector」(サイト所属の発信者)からのキャラ立ちのある独自の発信
◆effector・アーティスト・ファン同士のより深い交流が出来る、「完全会員制 BBSシステム」や「LINE オープンチャット」


まずは触れてみて、ちょっとずつ参加をしてもらえたら嬉しいです。

あなたの初めてのバズゲートをお待ちしています。


乱文・乱筆に最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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