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貴綱 みか
2020年12月28日 08:50
ある暑い夏の日親戚の車に自宅近くで車椅子の母と二人で拾われて母の父親が眠る田舎の墓地へお墓参りに出かけた家の外は車いすの親戚の叔父さんと母は冷房の効いた車の中で運転手の従兄と静かにお留守番車を降りた叔母達と私はお墓にお線香とお花を手向けご先祖様に心を寄せて手を合わせお参りをすませると車に戻り全員そろって田舎の家にお邪魔する玄関から進んで和室の居間に入る
2020年12月27日 08:06
母は要介護4くらいの時から立ち上がるのに介助が必要になり一人ではトイレに行けずリハビリパンツに尿取りパッドを常に使用するようになっていたしかも認知症のせいで時々おむつの中の便を手でさわってしまったりその手を周りにこすりつけたり・・・もちろんそんな惨事に気づいた時には母親自身と周りの寝具などすぐに汚れを落として清潔な状態にしていたがいくら清潔に綺麗に整えても母は常にお
2020年12月20日 21:09
「○〇(←母の名前)さんの,かっこいい髪形が好きです」毎年母の誕生日にグループホームの職員の方々からのメッセージと母の写真が貼られたカードをいただいていて冒頭の言葉はある年の誕生日カードに職員の方が書いてくださったメッセージだがその頃、母の髪の毛は私がカットするようになっていた介護初期の頃は美容院に行く母に私が付き添っていたがそのうち車いすでも行けるカットのお店になり
2020年12月19日 08:02
親が鬱陶しく思えるようになった思春期の頃からか母ともちゃんとした大人の会話をあまりしてこなかったせいか母の認知症が進んできて私を呼ぶのにまるで他人のように「おねえさん」とか「すみませんが・・・」とか私が誰だか分からなくなって面識のない人に話しかけるようにされてもそれまでの私は家族よりも外に気持ちが向いていたせいか昔はあんなにしっかりしていた人だったのにとか親が自分