見出し画像

子供同士のトラブルで親の謝罪が必要になったときに気をつけること

※こちらの記事は有料マークがついていますが、全文無料で読めますので最後までお付き合いお願いします(。•ㅅ•。)


子育てをしていると、ついて回るのが子供同士のトラブル。

幼稚園や保育園に入ると、親の私たちは子供と離れている訳だから、自分の目で状況を把握できないし、トラブルを未然に防ぐこともできません。

幼稚園では先生が子どもたちを見ていてくれたし、園で問題があれば先生から伝えてもらえるという手厚いケアがありました。
ですが、小学校に入った途端、親は子どもたちの実際の様子が見えなくなります。

実際に結構、トラブルに発展した話を聞くことも多いんだよね〜。


そんな訳で子供同士のトラブルで親の謝罪が必要になった時の対応を簡単に説明します!


ちなみに親の謝罪が必要かの判断基準は…

故意ではない事故

傷ができる(特に顔)、病院行きなら謝罪が無難。
物損なら経済的損失の可能性がある場合も謝罪が無難。


故意の事故

小突く程度でないなら、謝罪が無難。(傷関係なく)
物損なら経済的損失で無くても、状況に応じて謝罪が無難。


故意では無い事故に当てはまる場合

  • 授業中や活動中の不注意でぶつかった

  • 絵の具や給食などをこぼして汚してしまった

  • 体調不良で吐いてしまい、お友達の備品を汚してしまった

  • 廊下の角で出会い頭にぶつかった

  • 校庭、園庭でボールを投げたら、たまたま当たってしまった

こちらの場合は誰が聞いても、やった側にも非が無いと判断される場合です。



故意の事故に当てはまる場合

  • 口喧嘩の延長で手を出してしまった

  • イタズラのつもりでお友達の物を壊してしまった

  • 傘を振り回していて、お友達に当たってしまった

  • 石を投げて遊んでいたら、たまたま当たってしまった

こちらの場合は誰が聞いてもやった側【に】もしくは【も】非が有ると判断される場合です。


ここの判断を見誤ると後にトラブルや陰口に発展することがあります。

園や学校で起きたトラブルの場合、先生から電話で連絡が来ることが多いです。
この時に謝罪の必要性があるかも?と思った時点で先生に「相手の親御さんに謝罪したほうがいいですか?」と聞いてしまうのも得策です。
先生は相手の親御さんのタイプを把握している場合もあるし、怪我やそれに至った状況も中立の立場で判断してくれることが多いからです。


ここで簡単な3ステップを紹介します。

1:トラブルの状況を把握すること

2:まずは電話で謝罪を。子どもにも謝らせる。

3:菓子折り持参で相手宅を訪問して謝罪する。

それぞれのプロセスについて詳しく解説します。



1.状況の把握

先生や子ども、相手方の親から話を聞いて状況をきちんと把握した上で、相手方に誠心誠意謝罪の意を伝えるようにしましょう。

この時に、我が子だけの話を鵜呑みにしないように注意しましょうね。


2.まずは電話で謝罪

トラブルの内容を把握したら、まずは相手の親御さんに電話をして、謝罪の気持ちを伝えます。
相手にケガをさせてしまった場合は、ケガの様子をうかがい、必要であれば治療費も検討します。

子どもだけではなく、親にも責任があったことも認め、「本当に申し訳ありませんでした」という気持ちを率直に伝えます。
本人にも直接謝らせましょう。


3.菓子折り持参で相手宅を訪問して謝罪する

子どもがトラブルを起こしてしまった際は、電話での連絡だけではなく、先方へ直接赴いて謝罪をするのが基本です。
謝罪の際は、親だけが先方へ赴くのではなく、なるべく子どもも同伴しましょう。
実際にトラブルを起こした本人が、傷つけてしまった相手と心配をお掛けした親御さんにもしっかりと謝罪することはとても大切です。

また、親の謝罪姿を見せることで、どれほど大変なことをしてしまったかを子どもに理解させることもできます。

謝罪に伺う前には必ず相手方の都合を確認し、相手のスケジュールに合わせて伺いましょう。


菓子折りの相場は?

トラブルの大きさにもよりますが、1,000~5,000円程度の菓子折りを持って伺うのが良いでしょう。
この時にトラブルに応じて、相場価格内でなるべく誠意を見せたほうが後のわだかまりが残りにくいです。
また、物を壊してしまっている場合は、できる限り同じものを新たに買い直し、菓子折りとあわせて持っていくようにしましょう。
子どもが壊してしまったものがはっきりとわからない場合、又は同じものが見つからない場合は、菓子折りのほかに弁償代としてお金を包みます。


ここで、謝罪を受ける側になった時の対応も簡単に考えてみましょう。

個人的には、故意でない場合は大事にはしたくないので、先生からの連絡を受けた時点で「故意ではない事故は、子供同士のことでお互い様」だと判断して謝罪はお断りしています。
先生が相手方にも謝罪不要を伝えた上で、再度連絡を受けた場合は先生に謝罪を受けたほうが良さそうなお相手か確認して、謝罪を受けています。
この時は、電話で済む場合も、電話だけでは済まない場合も…お断りするのは、許さないのと同じと思って菓子折りなどは受取るようにしています。
まだ、許せない程の怪我などさせられたことがないので。


しかし、先生を通して謝罪を辞退すると、ほんとうにそのままの人も正直多いです。
学校で使う備品が壊れた、汚れて使えないなど経済的な負担をこちらですることになるので、気持ちが収まらない場合は素直に謝罪や弁償を受けたほうがいいかもしれません。


母親になるとほんとうにいろいろな価値観の親御さんがいることに改めて気が付くことがあるかと思います。


怪我に対する価値観もお金に対する価値観なども人によって感覚が違ったりします。


両親揃って謝罪に来なかった、電話だけで済まされた、手土産持参で謝罪に来たけど弁償は無かった、などなど。


後に不満や陰口に発展しているケースも割りとよくみかけます。


謝罪する側のときには、最大限に相手側に配慮をした謝罪をすることで後のお付き合いや、子供自身を守ることになるのを忘れずに対応しましょう。


ちなみに子供のちょっとした怪我でも、見えにくい負担はそれなりにあります。
足の骨にヒビが入った時も、毎日の送り迎えに、週に2回の通院でも待ち時間が長く毎回3時間くらい掛かり、時間的な負担は結構ありました。
また1ヶ月以上、習い事もお休みしても月謝も支払いして勿体なかったり。
学校での怪我だと、医療費が保険で賄えたりしますが、交通費も出ないし、時間的な負担に対しても当然何も出ませんでした。
そういった部分まで配慮した上で、謝罪にいくとトラブルが避けられるかなと思います。


くれぐれも、大した怪我じゃなくて良かったなんて謝罪する側が言わないように気を付けましょう。
人によって感覚も価値観も違います。

判断するのは謝罪を受ける側で、同じ怪我でも病院に行く行かないなどの判断は人それぞれですから、大袈裟だなと思うことがあっても価値観が違うんだと思ったほうがトラブルを長引かせないで済みます。


子供同士のトラブルは避けられないこともありますが、なるべくスムーズにわだかまりなく解決したいですね。

ママ友との付き合いなんかにも影響があったりするので。



参考になったなと思ったら応援よろしくお願いします(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈⋆)

ここから先は

31字

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#新生活をたのしく

47,932件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?