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その人が感じた課題を一歩解決へ前進させたい ~Hubbit株式会社 CEO⾅井 貴紀の死生観~

祖父のことを忘れられず、起業。

臼井貴紀さんは早稲⽥⼤学卒業後、ヤフー株式会社に新卒⼊社。営業、マーケティング、新規事業開発を担当した後、独立し、Hubbit株式会社を設立。
https://www.hubbit.io/

社会をより良くしたいという1⼈ひとりの想い(bit)。
それを形にするための組織(Hub)。
Hub+bitが組み合わさって「Hubbit」。

なぜ貴紀さんがHubbit株式会社を設立したのか、そんな話も死生観を語る中で出てきました。もう少し記事を読んでくださるとその答えが出てきます。

それでは、今回の記事スタートです!

人生最期に食べたいものは、スペインのガリシア地方の「プルポ」。

貴紀さんは学生時代に貧乏旅行で800km歩いてスペインを横断。
大変な旅であった為、少しでも美味しいものに出会えると感動したとのこと。
安くてたくさん食べられる、且つゴールに近かった場所で食べたあの味が忘れられない。それが「プルポ(ガリシア風のタコ料理)」。旅の思い出と繋がる食事で、最期に食べたい一品のようです。

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11月30日は「いい看取りの日」ということで、最期に食べたいものについて、貴紀さんが以前にシセカルメンバーを含む、色々な方にインタビューをされている記事もありますので、是非見てみてください。
https://gldnyears.com/ending/ending1130/?fbclid=IwAR3Mmd09hW-uhWslH6IWEJKxSQwJZYx6zf5INP2eQHeyWKI0PpfJFRt6UlI

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貴紀さんと414カードで遊んでみました。

貴紀さんとシセカルメンバーで、414カードで遊んでみました。414カードは初めて会う人、全然違う人とやる、むしろ嫌いな人とやると自分の新たな領域にリーチできる可能性を生み出す、大きな価値があるかもしれない。そんなコメントもくれた貴紀さんが選択されたカードとその理由をご紹介します。

①ユーモアを持ち続ける

ユーモアには力がある。その場自体を明るくする力、どんな困難でも乗り越えられる力。人の死はネガティブだけど、人は必ず死に向かう。それを受け入れる中の手法の一つにユーモアがある。自分の死が悲しくならないようにユーモアを持っていきたい。

②医療者を信頼できる

事業でヒアリングをしていく中、社会保障というモノサシで全てが決定されることに違和感がある。保険点数よりその人の最期がどうあるべきか、そんな話をきちんと説明してくれる医療者が信頼でき、そんな人に最期見て欲しい。

③自分が望むような最期を迎える

 Hubbitが定義している「生きる」とは。それは「自分の意思で物事を決めている状態」である。この状態をできる限り長くしたいという想いがあり、ITツールを使った事業を進めている。その背後には何があったのか。貴紀さんとおじいさんの想い出があった。
 
 おじいさんが亡くなる時、しゃべれなくても指は動いていた。話せないけど、意思疎通は話す以外でもできたはず。だけど、行動選択権は祖母が持っており、祖父の行動を家族が決めてしまっていたことに違和感が残っていた。例え、高齢者になってスマホを使えなくなった状態でも、ITツールで意思表示をできる方法を作りたい。自分が望むことを、自分の意思がある状態で、自分で選んでいくこと、それが大切であると力強く貴紀さんは語っていた。

貴紀さんにとって生きるとは... 「大切にしている課題を一歩前進させること」

Hubbitのbitにはより良い最期を作りたいという想いがある。一人一人、大切にしている課題を一歩前進させたい、解決まではできなくても、その一歩に何か貢献していきたいという想いがあり、今事業をしている。

最後に貴紀さんから出てきた名言を添えておきます。

 より良い最期は定められるものではない。人間の限界は、知らないことにはリーチできない。別々の生き方をしている人の「より良い状態が何か?」。それを聞くことで自分の価値観は180度変わるかもしれない。

↓ぜひ動画をご覧ください!↓

現場からは以上です。
シセカルメンバーからの記事でした。

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