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寝姿勢=立位姿勢

こんにちは!

姿勢調整師のSHINJIです!!

睡眠で悩まれている方はとても多いと思いますが、皆さんは枕難民・寝具難民になっていませんか??
世の中には本当にたくさんの寝具があります。
その中で、「人にとってそもそも何が大切なのか」という観点から、寝姿勢や寝具について今回は記事を書こうと思います。

1、睡眠とは?

まず睡眠というものは、人間にとっての最も効果的な回復方法で、本来、きちんとした環境で、きちんとした時間睡眠を取ることができれば人の身体はしっかりと回復でき、起床時に、腰が痛い、肩が凝る、朝がつらい、しんどいなど不具合が起きないようになっています。

でも、多くの人が起床時の不調や、睡眠時の寝にくさ、不快感などを訴えてますよね。その理由はただひとつ、正しい睡眠環境で寝ることができていないということです。

ではどうして、姿勢調整師の私が、睡眠の大切さを伝えているのか。それは睡眠時に毎日、姿勢は作り替えられているからです。ですので、睡眠時の姿勢(寝方)がそのまま、日常の活動時の姿勢に直結しているのです。

友人や家族、仲間などによかったら試してみて下さい。

1、力を抜いて横向きで立ってもらう
2、より自然にしてもらうために、目を閉じてその場で足踏みを何歩かしてもらう
3、目を開けて、前を向いてもらう
4、そのときの写真をパシャリ📷
5、そのときの姿勢で寝ていると思って下さい

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猫背や骨盤が下がっていれば、寝具が柔らかい可能性が、
逆に硬すぎると、平背に成ってしまう可能性があります。

2、どの寝方が一番いいの??

寝るときですが、一番良いのは「仰向け」で寝ることです。
仰向けは一番身体にかかる重力の負担が軽減されます。(立位姿勢が100だとしたら仰向けは25)、ちなみに横向きは75です。

なぜ仰向けが一番いいのか、筋肉が一番緩み、神経の圧迫も緩和し、椎体にかかる重力方向が変化するので、骨と骨の隙間が広がり、1日活動した後の椎間板の圧縮が緩み、そのときに椎間板の修復活動がおこなわれるのです。
椎間板は人間にとってとても重要な組織ですから。

横向きを考えてみると、横向きで寝るときに、身体をまっすぐにした状態で寝るのは不可能じゃないですか??
そもそも安定しないので、どうしても丸くなってしまうんです。(丸まった方が安定するから)

医療関係の方のアドバイスで、
1、腰が痛いときは膝を曲げて寝ると楽になるよ
2、横向きで寝るといびきが止まる。無呼吸症も緩和される
3、胃がしんどいときは身体を横にして寝るといいよ
など言われたことがあるかもしれません。

もちろん間違いではないのですが、大切なのは、「緩和させる対処」「根本改善に向かうための方法」かによります。

世の中には対症療法はすごい数存在しているので、これらはあくまでも緩和させてるだけなので、治っているわけではないということを再認識していただけたらと思います。一時的に緩和させておいて、症状がおさまっている間に原因を突き止めて根本改善をしていくこと、これがとても大切だと思います。

3、自分に合ったものがなくて…

よく相談されるときに皆さんおっしゃるのが、
「寝具が合わなくて、いろいろ探してるんですけどなかなか自分に合ったものが見つからなくて…」ということです。

そうすると次に、
「オーダーメイドで枕作ってもらったんです、寝具もオーダーメイドがいいんですか??」
とおっしゃいます。

そもそも、人間に合った寝具や枕はあります、
でも自分に合った寝具や枕はないんです。

ん???どういうこと?

ってなりますよね。

オーダーメイドという言葉は、自分に合わせて作るという意味なのですごく良さそうなのですが、「健康」や「治療」などの観点から見ると、自分に合ったものではなく、正しい姿勢、正しい状態になるようにするものが必要なんです。

例えば、ストレートネックで猫背の方が枕や寝具を探すとします。基本的には楽なもの、寝やすいもの、気持ちよいもので探されると思います。

猫背の方は猫背のまま寝れるような寝具が気持ちよいですし、ストレートネックの方は、ストレートネックの首を支えてくれるようなものが気持ちよいと思います。でもそれはよくするためのものではなくてあくまでも補強して支えてくれるものなので数年後にもっと症状がひどくなっている方も多いのは事実です。

これは個人的な見解ですが、オーダーメイドは、スーツやドレスなどファッションには必要かなと思いますがそれ以外にはあまり必要ないのかもしれません。

4、寝姿勢が大切な理由

「姿勢は寝ているときに作られる」

寝ているとき、一番深い睡眠に入るとき(ノンレム睡眠)に人間の脳から、身体中にあるゴルジ腱器官と呼ばれる感覚受容器に、今の姿勢を形状記憶するように信号が送られます。簡単に言うと、姿勢の設計図が配られるということですね。そしてその後、覚醒に向かって、寝返りを打ちながら、区bられた設計図の通りに姿勢を整えていきます。

脳は、良いか悪いかの判断はできないので、仰向けでまっすぐ寝てようが、横向きで丸まって寝てようが、うつ伏せで首をどちらかにひねって寝てようが関係ないんですよね。

ですので、寝姿勢は正しい姿勢、健康的な姿勢にとってとても大事なんです。


今回は簡単に「寝姿勢=立位姿勢」というテーマでお伝えしましたが、追求するともっと細かいですし、細かいけどみんななるほどって納得できる理論があります。

少しでも興味を持ってもらえればと思います(*^▽^*)

またよかったら、聞きたいテーマや質問など、気軽にご連絡下さい!!

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