嘘つきと言われる日々

夫は小脳出血から高次脳機能障害の注意障害、記憶障害、感情障害、遂行障害、言語障害がある。
そのため私は、自営の夫の隣の席で、夫の記憶力を補おうと、事務系の仕事をサポートしている。

病に倒れる前まで、皆に尊敬されて、妻には冗談もいい、明るく優しい人だった。

入院中、お見舞いに行くと、誰も信じるなと私に言うので、2人だけの結びつきが強まったような気すらしていた。

しかし、退院してきてから、夫が口

小脳出血から高次脳機能障害になった夫の日常

高次脳機能障害の夫

退院してもリハビリ病院を想う
夕方6時になれば夕飯だな
まずいから海苔の佃煮を買って食べたと、思い出話をする

9時になれば消灯か
眠れなかったけど、薬で眠れるようになったんだ

病院のホームページに、知っている人がいるか探す

ストーカーのようではないか
まあ、執着を見せるのが、高次脳機能障害だから

でも不思議だ

1日も早く退院させろ
ここはいい病院じゃないんだと、
看

入院３日目

お腹の張りもなく、食欲もあり、レントゲンを撮って良ければ食事してもいいと先生が言った。
そして1日と一食ぶりのご飯が、美味しかったわ。
キャベツのお浸し
ナスのおひたし？
焼き魚
こんなに食べていいのかよ
私の内臓
何なく完食
手術無さそうだな
無くていいよな

入院２日目

昨晩、腹痛と胃痛と嘔吐で診察を受けたら、入院となる。
CT撮ったら、小腸が腫れているそうだ。
健康な人の小腸を見たが、細かった。
私の小腸、ウインナーみたいにパンパン。

血液検査から盲腸の可能性はなく、でも小腸が捻れていたら手術だという。

子供の頃から手術は、受けて来た。
7歳で鼠径ヘルニア
18歳で真珠腫性中耳炎
24歳で慢性中耳炎
25歳で卵巣嚢腫

手術で動じない方だと思う。
運を天に任

ゆり子入院