「嘘を愛する女」まとまりのない感想
愛していた人の素性がすべて嘘だった、当たり前に信じていたものが覆される衝撃は想像出来ない程のものをその身に与えるだろう。衝動的に彼の物をゴミ袋に入れてしまう気持ちも分かる。
でも、自分の靴を貸してくれたり、酔った自分を優しく介抱してくれたり、穏やかに彼から与えられた優しさはきっと本物だったんだろうと思う。
脳梗塞で倒れる瞬間、桔平の脳裏に過ぎったのは何だったのか、由加利の顔だったのかな。
由加利が見ていたきっちゃんと心葉が見ていた先生どれが本当なのか、どちらも嘘なのか、何も分