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アメリカ中間選挙の展望

さて、日本は11月8日となりました。

執筆開始では 東部時間11月8日(火) 02:19:38 EST となっています。

もう数時間して有権者が起きて投票を始めるという感じですが、一応当たるも八卦で展開を予想してみましょう。


現状の勢力をおさらい

前回の大きな選挙は2年前の2020年の大統領選挙と連邦議員、地方議員の同時選挙でした。地方レベルではRed Waveがあり共和党が躍進し、連邦議会では接戦となりギリギリで民主党が多数派となりました。もともと下院議会はその前の2018年の中間選挙で取り返してたものの、上院議員は共和党に多数派を維持されていたのでその部分を取り返したことになります。

しかし上院でのリードは上院議長を兼ねる副大統領のカマラ・ハリスが50:50の評決に対して101票目を投じることで過半数となる薄氷のものです。

それでも共和党内部にはミッチ・マコーネルなど古株の議員ほど反トランプ勢力として民主党に協力しますので割と法案の可決は簡単な状況です。

まあ、全体に2020年では共和党が躍進した選挙といえ、多くの人が共和党の地方議員へ投票したのですが、そんな共和党を地方レベルでは共和党を支持した多くの人が「トランプはもうたくさんだ!」とジョー・バイデンに投票したようで、アメリカ史上最大得票数の8000万票を得てジョー・バイデン大統領が誕生したというねじれ選挙でもありました。8000万票は偉大な数字で、ここ20年くらいで一番アメリカ国民が熱狂したバラク・オバマの第一期目となる選挙でも65,915,795票(約6600万票)となっており、これを上回る熱狂ぶりでした。


ジョー・バイデンの人気は長くは続かなかった

そんな民主党支持者はもちろん共和党支持者の大部分を含む国民の期待を背負って誕生したバイデン政権ですが、その人気はお世辞にも長続きしたとは言えません。

RealClearPoliticsのジョー・バイデン支持者

RealClearPoliticsというのはNBCやCNN、NPCなどなど世論調査をしているメジャーな団体の世論調査の結果を集計して平均することで各社にある政治的なバイアスをキャンセルしてしまおうということをずっとしている団体です。なので上に出した数字は保守系からリベラルまで色々な団体の数字がすでに織り込まれています。
赤い線が不支持を示しますが、2021年の8月に不支持が跳ね上がりました。政権の運営からやく6ヶ月です。

これは7月のはじめにバイデン大統領がアフガニスタン撤退を宣言し、ドイツなどNATO軍が引き上げると同時にアメリカ軍も段階的に撤退をしはじめたために、タリバンが各都市を奪い返しはじめ、ついに8月15日には首都カブールまで奪われるという流れの中、現地のアメリカ市民やNATO諸国の職員などの撤退よりも先に米軍が去るという信じられない手順の不手際がありつつも謝罪も言い訳もせずに開き直ったことが民主党支持者の反感を買ったことが大きいでしょう。

アフガニスタンの首都カブールが8月15日、タリバンに占拠されたことを受け、野党・共和党や主要メディア、有識者からバイデン政権への批判が高まっている。ジョー・バイデン米国大統領は16日夕方に会見を行い、撤退判断の正当性を強調した。
(中略)
しかしタリバンは、米軍の撤退開始後も、国内主要都市の制圧を進めていた。そうした事態を受けて、バイデン大統領は8月14日、米国および同盟国の人員らが安全にアフガニスタンを出国できるよう約6,000人の米兵を派遣すると発表していた。その翌日に、カブールが制圧されたことになる。

日本貿易振興機構Jetroビジネス短信

その後、ロシアがウクライナへ進行し、中東の石油への世界的な依存が強まります。そしてこれにもバイデン政権がSDGsを掲げ再生可能エネルギーへの急速な転換を打ち出したことが裏目に出ます。バイデンは執務初日にカナダとの大型石油パイプライン計画であるキーストーン計画を中止し数万人の失業を出し、さらには連邦政府の土地を利用する全ての石油採掘事業から利用許可を停止したためにアメリカはトランプ政権では産油国で石油輸出国だったのが中東依存に逆戻りしていました。

[21日 ロイター] - ロイターが21日に閲覧した米内務省の命令文書(20日付)によると、バイデン政権は、国有地・水域(訂正)における石油・ガス鉱区のリース権と掘削許可について、法的および政策面での影響を検討するため、暫定的に停止した。
バイデン大統領は気候変動問題への取り組みを重要課題としており、大統領選キャンペーンでは新規掘削の全面禁止を公約に掲げていた。

2021年2月ロイター通信

そこへウクライナ問題でロシアの石油が宙ぶらりんになり、アメリカでもエネルギー危機となってしまいガソリン代が2倍となり3倍となり生活を圧迫しました。外交力を示そうと、バイデンは中東を訪問して、サウジアラビアに石油増産をお願いしますが断られます。

米国のジョー・バイデン大統領は7月13~16日に、イスラエルとサウジアラビアを訪問した。米国メディアでは、中東諸国との関係改善を図ったと評価する声もある一方で、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と面会したことや、同国から原油増産の確約を得られなかったことを取り上げて、否定的に評価する報道が目立っている。

日本貿易振興機構Jetroビジネス短信

中間選挙のメディアの見通しは拮抗するも共和党有利

2020年では連邦議会レベルではほぼ50:50の支持で民主党が辛うじて多数派、地方レベルでは共和党優勢だったが、大統領だけは史上最大の支持を受けたバイデン政権から大統領への圧倒的な不支持になったのが現状のようです。

そんな状況で行われる連邦議会も地方レベルも共和党が席巻してしまうと大方の人が予想ではないでしょうか?

メディアの予想を見てみましょう。

[ワシントン 7日 ロイター] - 米国の家計資産は過去最高水準に近く、人々はレストランや旅行に出かけ、新車を購入している。労働市場も好調で、求職者にとっては売り手市場だ。それなのに国民は民主党のバイデン米大統領に不満を募らせている。世論調査によると、8日の中間選挙では共和党が議会を制する可能性がある。

(中略)

経済の主要部分は、歴史的に見ても堅調だ。

今年3月以来の失業率の平均値は3.6%と、トランプ前政権下で迎えた2018年の中間選挙前よりも低いばかりか、1966年の中間選挙以来、最も良好だ。

(中略)
ロイター/イプソスの調査によると、民主党支持者で70%、共和党支持者で77%が、1年前に比べて金銭状況は良くも悪くもなっていないと答えた。

ロイター通信11月8日付

というように、経済指標は上向きでありバイデン政権は評価されるべきであるはずが、民主党と共和党の支持者のどちらも金銭状況が悪化していると感じており、共和党が議会を制するという見方を示しています。

経済指標が上向きなのに、実際の生活が苦しいということは恐らく物価が上昇しており米ドルの購買力が相対的に低下していることの現れでしょうか。額面上は給料が増えても、日用品の供給量が減っており購入が難しかったり、価格が割高だったりし、生活が実際は苦しいと感じる人が7割いるわけです。

世の中で6割が同意できることというのは割と強い合意です。7割ともなると圧倒的な合意ですから生活が悪くなっていく感覚というのは貧困層、中流層に蔓延しており、少数の金持ちが影響を感じないという感じのようです。

つまり共和党が有利なのでしょうか?


CNNの議席獲得予想記事を見てみましょう。

上院は今年100議席のうち35議席が改選される。
(中略)
共和党は現在、獲得する可能性が高いのは20議席。民主党が獲得する可能性が高いのは12議席。3議席が現在、五分五分の状況。

改選される35議席の大半は共和党がとるが、それでも多数派になるのには残りの3議席の5分5分のところを取らなければいけないようです。

下院は2年ごとに全435議席が改選される。民主党は現在、下院435議席のうち220議席を押さえている。共和党が押さえているのは212議席。3議席が欠員。
(中略)
共和党は現在、11月の選挙で獲得する可能性が高いのは216議席。民主党が獲得する可能性が高いのは195議席。20議席が現在、五分五分の状況。

全議席が改選される下院では今の勢いを受けて共和党が多数派へと躍進する可能性が高い。改選議席の少ない上院では共和党が多くの議席を獲得するが改選議席のほとんどがすでに共和党のものなため多数派になるのは微妙という感じのようです。


(ちなみにCNNの記事にある図表は上院と下院が逆に表示されています。プロフェッショナルですね。読者を試しているのでしょう。)


CNNは民主党よりなメディアですので、保守系のFoxNewsを見てみましょう。

The Senate remains a toss-up. Fox News' Power Rankings show 47 seats going to the Democrats and 49 to the Republicans, leaving four crucial toss-up races to decide control of the Senate: Arizona, Georgia, Nevada and Pennsylvania.
上院は依然としてトスアップの様相を呈しています。フォックス・ニュースのパワーランキングでは、47議席が民主党に、49議席が共和党に移り、上院の支配権を決める重要なトスアップ・レースが4つ残されています。アリゾナ、ジョージア、ネバダ、ペンシルバニアです。
The Fox News Power Rankings forecast expects Republicans to take control of the House with a 19-seat majority, or 236 total seats. That is a gain of 23 seats compared to the number they hold in Congress today.
Fox News Power Rankingsの予測では、共和党が19議席、合計236議席を獲得して下院の主導権を握ると予想されています。これは、現在の共和党の議席数と比較して23議席の増加です。

上記のFoxNews

CNNの予想とそっくりで、改選議席の多い下院議会では共和党が勝ち、上院は半々であるという見方でした。

リベラル系メディア、保守系メディアが揃って共和党の有利を見込んでいるが、改選議席の関係から多数派になるのは下院議会だけで上院はどっちが勝つか半々であるという結論です。

大手メディアは大人の事情で知っていることを全部言ったりはしてくれませんので、トランプの大サポーターで中間選挙ではRed Waveが来ると言い続けているBioClandentineさんの個人ブログを見てみましょう。

下院議会は共和党圧勝と予想しているのは想像の通りです。意見が分かれるのは上院ですが、トランプファンはどう見ているのでしょう?


僅差ですが共和党が2議席のリードを勝ち取ると見ているわけですね。ということはやはり主要メディアの予想の範囲になります。

この予想はフェアであると言えそうですね。


選挙のサイバーセキュリティは常に大丈夫なのか?

2016年の選挙では大方の予想を裏切ってトランプ大統領が選出されました。この時は選挙のサイバーセキュリティについて多くの疑問が呈されました。

2020年の選挙においても、リベラルメディアのご意見番ともいえるコメディアンのジョン・オリバーが2020年の投票日の一年前である2019年11月3日の放送で、現状の選挙のセキュリティでは、2020年の選挙がまたもや盗まれるかもしれないと警鐘を鳴らしていました。

1 投票マシンは簡単にハックできる。
2 見張りのいない投票マシンを見つけることは簡単(物理的ハック)。
3 投票マシンはインターネットに接続されている(ネットを介した攻撃)。

ジョン・オリヴァのまとめは当時のセンチメントをよく捉えており、民主党の主要なメンバーが選挙マシンをハックすることが如何に簡単かを議会で、TVのインタビューで繰り返し説明していました。

下院議会司法委員会の大物アダム・シフや副大統領であるカマラ・ハリスなどそうそうたるメンバーが2016年のようにロシアのハッカーが2020年の選挙を盗むのでは?と警戒していたのです。


2022年の中間選挙でもリベラルメディアのポリティコがサイバーセキュリティについて警戒を強める警鐘を鳴らす記事を書いています。

2016年の結果を受けて連邦政府がサイバーセキュリティの強化に努めて、2020年の選挙では不正のない「アメリカ史上最もセキュアな選挙」に終わったものの、2022年もそのままうまく行くと油断するとロシアの最新のDDoS攻撃などにやられてもおかしくはないという内容です。

つまり2020年は対策が成功したものの、選挙マシンのサイバーセキュリティには常に最新のセキュリティパッチを当てたりし、選挙スタッフの訓練もして万全を期して望まないと諸外国からのハッカーによる攻撃で選挙が盗まれる可能性が消える訳ではないのですね。


相当数の民主党支持者が共和党候補に投票する

"That's what I think. I think people are just like 'what the f*** are [Democrats] saying?' They're making Republicans," he added.
「それが俺の考え。みんな民主党はなにクソみたいなことほざいてるの?って感じだと思うよ。民主党がみんなを共和党員にしているんだ。」
Phetasy agreed, saying, "I have a family member who's a Boomer and a die-hard liberal, and they told me when I was home this summer that they would vote for [Florida Republican Gov. Ron] DeSantis. And I'm like, how did [Democrats] lose this person?"
フェタシー(ゲスト)「家族でベビーブーマーで完全なリベラルだったのにこの夏のある時私が家に居たらデサンティスに投票するんだだって。それ聞いてもう、どうやったら民主党はこんな支持者まで失うことが可能なの?!という感じだったw」

ポッドキャストJoe Rogan Exprienceから

トランプが大嫌いでいつもバカにするコメディアンで、非常に大きなポッドキャストをもっているジョー・ローガンという方が居ます。カリフォルニア州に住んでいたのですが、コロナ渦の時のカリフォルニア州の過酷なロックダウン、コロナ規制にうんざりし、それに追い打ちをかける重税も経験して、共和党の牙城でありテキサス州に引っ越して共和党支持に鞍替えしました。コロナ渦で自分が好きだったリベラルにげんなりしてしまった人の一人のようです。

この様な動きはカリフォルニア州にとどまりません。リベラルの強い州では行き過ぎたコロナ規制からエクソダスが起きています。

例えば大好きなNYを離れる決断をしたSueさんの体験談を読んでみると解ると思いますが、リベラルな方ですらついていけないと共和党の州へと移動しているのです。

ここに住んで私が日々感じるのは日本のメディアが新型コロナ発生後、いつもアメリカの報道をする時はニューヨーク州やカリフォルニア州といった民主党の州(アメリカではよくブルーステイト、”青い州”と呼びます)の考えや社会の風習のみを報道するのは何故なんだろうか?という疑問です。
テキサスやフロリダやその他の共和党の州(レッドステイト”赤い州”)ではそれぞれの州知事が全く違ったポリシーをもって行政の指揮を執っているのです。
ここフロリダ州と2ヶ月前まで住んでいたニューヨーク州は、新型コロナの感染者が出た後もそれぞれの州知事は真逆の選択をし、指揮を取ってきました。
その行政が直接州民の生活に影響するのです。

上記Sueさんの記事より


アメリカに住んでいた時に私も引っ越しでトラックをU-Haulから借りて運転しましたが、お手軽に引っ越しするときはみんなU-Haulを使います。株価を見てみましょう。

U-Haul rental truckのAmercoの株価
2015年から超安定だったのが急上昇

2020年11月(大統領選挙)を境に株価が上昇していますね。2020年の5月は一時ロックダウンでみんな身動きが取れなかった時です。その後、繰り返され長引くコロナ渦にリベラル州から近隣の保守系の州へのエクソダスが起こったのです。11月にトランプが負けたことでコロナ渦は終わらないことも判断材料となってでしょう。

引っ越しまではしなかった家族も相当数のリベラルは今回の中間選挙で共和党に投票するはずです。

民主党劣勢の風評のなか民主党が勝利すると何が起こるか?

2020年のときは、不正選挙だぁーーと共和党支持者たちが騒ぎ立てました。各地で裁判が行われ不正の証拠が持ち込まれましたが、裁判の結果は尽く敗訴し、不正はなかったという一般常識になっています。これは民主党支持者にとっては当たり前ですが、共和党支持者にとっては未だに納得の行かない事項です。この点に於いてアメリカという国は分断されています。決してわかりあえない2つのグループがお互いの意見をバカバカしいと感じていて、反対側の意見には耳も貸さずにお互いの支持政党にどんな状況でも投票するのです。

しかし、上記のようにコロナ渦がかなりのリベラルを共和党員にした過去2年でした。

そして、その流れにのって選挙の流れを決めそうなのが無党派層です。

アメリカでは住民登録するときに支持政党を申告し、これが国勢調査に反映され、選挙の時に郵送投票に送られてくる封筒が違ったりします。しかし、支持政党がない場合は無党派ということもできます。

そんな無党派層はその時の経済や政治状況によって民主党に投票したり共和党に投票したりするのです。その浮動票にあのイーロン・マスクが呼びかけました。

世間一般の人々は仲間外れになるのがだいっきらいです。テレビや新聞をみると共和党に投票することは恥であるという風潮があるアメリカで、彼のような影響力のある人が、「無党派層は共和党に投票しよう!」と言っちゃったのです。これは世間体を気にして共和党に投票するのを躊躇していたようなグラグラ来ているグループに大きな勇気を与えるでしょう。

民主党としては世論調査で不利であることを恐らく察知しています。


ここからは大胆予想です

ここまでが状況の確認でした。いよいよ展望です。

しろのの予想では、薄氷ながら全ての重要な選挙を民主党が勝利します。

投票所では混乱が予想され、投票が中断されたり、開票作業も10日くらいはかかるでしょう。そして、当日の投票所での投票では共和党が圧勝しますが、郵送投票の未カウントの票が山積みになっており、日が経つにつれ民主党が有利になり、上院下院で勝利し、知事選、州務長官についても2020年で激戦州となった7州では民主党が勝利します。

そうなってみると、共和党員はもとより民主党だが共和党に投票した人、無党派層で共和党に投票した人が選挙結果の正当性を疑いだすでしょう。

2020年のときは共和党員だけが疑っていました。

しかし、今回は民主党員でジョー・バイデンはもう勘弁じゃという人々が一緒に真実を知りたいと思うでしょう。

そこへ中間選挙から10日くらいで同じく混迷しているブラジルの大統領選挙で結果が反転するかもしれない重要なニュースが来ると思います。ブラジルの法律では軍隊が選挙を監査する権限がアメリカに比べて強いようですし、人々がデモをしてまさにそれをいま要求しているようだからです。

そして、アメリカでもいくつかの州で州兵による選挙セキュリティの監査や州議会での調査委員会が設置され、中間選挙の正当性について大きな議論が始まるでしょう。今回は2020年と違い世間の目が疑いの目で見ています。

実際に14州では州兵がサイバーセキュリティについて監視するというアナウンスが合ったばかりです。

そして時間がかかるでしょうが、次第に不正選挙というのが現代のアメリカ、ブラジルなどでも起こりうるということを人々が受け入れはじめ結果がひっくり返り始めると思います。

そして最初に下院が共和党に行くでしょう。上院は民主党のまま。そして下院に調査委員会が設置され、そこで色々と2020年の選挙を含めた大追求がはじまります。上院はその追求の結果を受けて、ようやくひっくり返ります。

記事を上げるのが遅くなりアメリカで選挙が始まりだしてしまったので、予想の部分は走り書きですが、投稿しちゃいますね。

東部時間11月8日(火) 09:40 ESTくらいに投稿しました。



追記


ここからは当日の状況をウォッチしていきますね。

2020年でも揉めに揉めたアリゾナ州マリコーパ郡では投票マシンのトラブルにより投票が中断しています。負けそうなところでは投票させない作戦?ここはカーリ・レイク知事誕生を阻止しないと過去の不正選挙について臭いものに蓋ができなくなります。

ニュージャージー州でもメーサー郡で投票マシントラブル発生。

ニューヨーク州でも爆破の予告が投票会場へ発せられたために投票が中止に。

イリノイ州では「投票にはマーカーペンを使いなさい。そうしないとあなたの票が無効になります。」と選挙スタッフが指導しているが、アメリカはボールペンで記入しないといけないルールなので、この指導に従った場合はマーカーペンを使ったために票が無効になります。共和党支持が強い投票所で2020年にもあった手口ですね。そうやって共和党票を根こそぎ減らしています。2020年に行ってバレたのだけど牢屋には行かなかったのでまたやっているのでしょう。

日本の選挙ではだれでも消しゴムできるえんぴつが推奨になっていて、面白いですね。でも、マーカーペンで記入してもちゃんとカウントしてもらえると選挙会場でスタッフに確認したことがあります。