「晒し」の優先順位を見抜け①:組織犯罪の難しさ
皆さんは上のようなはぐれメタルがいるパーティーに遭遇した時、どのような戦略を立てますか?(画像はHirokiさんのブログからお借りしました。)
サタンパピーから攻撃?ラゴンヌから?一人で一匹それぞれ担当?・・・それともなにがなんでもはぐれメタルに集中攻撃?
物事には優先順位というものがあります。
だれかが談合してるとしましょう。談合のお陰で正当な競争ができず、勝つのはいつも同じグループ。でも談合の証拠がないから摘発できない。
裁判の原則は「疑わしきは罰せず」。推定無罪の原則です。
あたなが正義の味方で、ズルはしたくないし、基本的人権は大切にしたい。そして、将来に禍根も残したくない方法で解決したいとしたなら、どうしますか?
まずは動かぬ証拠を探すでしょう。
そして真相を解明してみたら、組織犯罪であることがわかりました。
談合している企業は、敵対している企業も含めて全部グルで、ある一人のおやじに操られていたのです。
この場合は十分な証拠を集めてから、黒幕のおやじと関連企業を摘発して一見落着でしょう。うりゃー、大量逮捕じゃーです。スッキリ爽快。
それでは、黒幕と思った上のおっさんも実は操られていたとしたらどうしましょう?
より大きな陰謀があったのです。
しかも、その黒幕の黒幕が警察のトップや裁判所のトップ、政治家のトップ、官僚のトップ、マスコミのトップ、経済界のトップと繋がっていたのです。普通の人が想像できるよりも大きな陰謀だったわけです。
普通に逮捕しようとしても警察が動きません。奇跡的に動いても裁判で無罪になります。裁判中はマスコミが被告に有利、原告に不利なことをあること無いことをまことしやかに正義づらして言いふらすでしょう。・・・普通にやったのでは正義は訪れません。とてつもなく確固たる世論の形成とその後押しが必要になるでしょう。しかし、メディアは味方してくれません。
そして、更にはこの黒幕の黒幕達は、国際的なネットワークを作り上げていて、国連やWHO、ユニセフ、赤十字、ありとあらゆる権威のある組織も懐柔していました。各国政府が同じ穴の狢だったのです。そして政府よりも強い存在があります。多国籍企業です。いわゆるグローバル企業は事実上、どんな政府よりも上位です。アマゾンにまともに税金払わせた政府を教えて下さい。
奇跡的に一国に英雄が現れて、一つの国の掃除を果たしたとしても、一世代もしないうちにありとあらゆる国際的な圧力で元通りになってしまうのです。そして当事国以外の人々は無関心か、むしろそのような国際的圧力は道義的に正しく見えるでしょう。
(Passのブログ (情報創庫)さまより拝借)
あらゆる権力のトップ1%が世界中で腐敗していると仮定しましょう。人々の99%は素晴らしい人格者で正しく慎ましく暮らしています。でも、トップ1%がなにを考えているのか知らないのです。
トップ1%が有り余る金と権力を用いて、マスコミを使って世の中に色々な問題をつくりあげ、一般人の注意をそむけ、世の中の本当の支配構造はどうなっているのかは99%には決してわからないようにコントロールし続けるのです。それが100年、200年と続いて来たとしましょう。いや、恐らく神聖ローマ帝国の崩壊くらいまで遡ります。
そんな絶望的な状況を克服し、さらに元の鞘に収まらないようにするには、正義の味方はどうしたらいいでしょうか?
これを一生懸命、リアルな問題と仮定して3日くらい考えてみて下さい。お子様に輝かしい未来を託すためと思って考えてみて下さい。一時的な解決法ではダメです。
そして現状がトップ1%の陰謀にどのくらい近いのかも考えてみて下さい。酷さは半分くらい?5%くらい?それとも現実の方が酷い?
(黄金の金玉を知らないか?さまから拝借。)
そして、まだ見ていなかったら5分ですので、こちらを見ておいて下さい。
あっとゆーまに、消されてますね^^;
長くなりましたので、続きはまた。
「いらすとや」様のフリー素材を沢山使わせていただきました。m(__)m