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Reserved & Conjecture 保留と推論仮説

だれが言い出したかはっきりはわからないけども、多分Eriさん達が広めたのはかなりはっきりしていると思われる保留というキーワード。そこから「保留力」なる言葉もでてきて、怪しげな情報に接する時の心構えについて説明するのがだいぶスムーズになった感じがある。

一度、保留、保留力を理解するとまだ飲み込めていない人に教えてあげられるから、保留力をつけた人が増える程、みんなで教え合える状況になっていった。

これは陰謀論みたいな不完全な情報を相手にしつつ、時事問題を読み解こうとする時には必要不可欠なスキルである。そして、情報の受け手と出し手がいると思うけども、どちらかというと受け手の皆さんがまず身につけるスキルがこの保留力であるわけです。

お目覚めからまだ程なくキョロキョロしているような時はとにかく、保留力全開で色々と見て回ることがオススメです。

英語で保留を訳すと、私ならReservedをオススメします。

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You just need to be reserved when you hear bombshell stories from so-called "Q insider" people.

Jordan Satherさんも彼のショーで上の例文みたいな使い方をしていたの見たし、あってると思う。

そして、この記事でみなさんに知ってほしい単語はConjectureです。日本語にすると推論となるようです。

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Conjectureはかなーり弱い予想のことで、Bという結論に達するのに必要な前提条件Aがまだ確立されていない時に、「Aがもし正しいのならばBになる」というような推論をするのがConjectureです。なので単に「仮説」の方が良い訳かも知れません。

つまり、結論を引き出す材料がまだ正しいかどうかわからない状態なのでBも保留なんですね。Aがまだ未確定だからBも未確定で新情報を待っている状態。でも、この仮説で新しい視点が得られて視野が広がった状態。

逆に、面白い推理が浮かんで、これあっているかな?と結論から前提条件を逆算していった結果、怪しい部分が見つかった場合、これはロジックから厳密に導かれた結論ではなくって推論・仮説に過ぎないということに気付いたりもあります。

保留というのは重用な考え方です。それは新たな情報があるまで態度を保留しつつも覚えておき、保留しつつ勉強しておかなかったら気づかなかったようなニュースから点と点をつなげることが出来るようになるからです。そうやって証拠に裏付けされた強い結論が得られたり、保留していたことが否定されたり、証明されたり、修正されたりということが起こるわけです。

情報出す方としては保留懸案を沢山抱えつつ、調べごとを進めると仮説が生まれていきます。これがConjectureです。


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