磨かざる玉は光らず
【inspiration】神の啓示に導かれたかのようにひらめいて高まる、精神の働き。霊感。 _引用:Oxford Languages
ふとひらめく時がある。
私はそれを“浮かぶ”と云うのだけれど。
今日描きあげた絵もそう。
私は“浮かんだ”ものしか描けないし
描こうと心が動かない。
謂うなれば目に見えないものを描いている感じ。
…というと幽霊とかおばけ類?と思われるかもしれないけれど、そうではなくて頭に浮かんだイメージをそのまま紙に描いている感覚。
先程から感じやら感覚やら連ねてますが、そう、雰囲気や気分、空気のままにふわふわと感覚のままに生きてきているので悪しからず。
話が逸れましたが、このインスピレーションが浮かぶ瞬間って本当に不思議で、なにがきっかけかは毎度違う。ふっと浮かんで描きたい!描かなきゃ!ってなるんです。
今回は先日神田明神でいただいたラピスラズリのブレスレットがきっかけでした。
ラピスラズリは日本名 瑠璃。夜空を写したかのような深い青に金色が煌めく綺麗な石です。最古の聖石とされ、モーセの十戒が彫られた石版やツタンカーメンのマスクでも有名ですよね。日本では七宝のひとつとされ、かの空海も守護石として身につけていたそうです。
ブレスレットは紳士用でサイズが大きかったので、組み直してお守りにしています。
分けた2体目はうちにあった小さなラピスラズリとアメジスト、ルチルクォーツ、ホワイトラブラドライトと組み合わせて夜空をイメージしました。
この2体目ができたときに浮かんだ絵がこちらです。
【瑠璃月】
真白ナ妖猫・真珠郎、青金ノ三日月ヨリ艶ヤカニ咲キ誇ル満開ノ夜桜ニ魅入ル図。
実は先にタイトルが浮かんできて、美しい名前!と有難くそのままいただきました。
浮かんでから描き終わるまでの時間は本当に心が満ちていて、無心。
仕事に終われるだけで摩耗していく心身と日々。連勤の末無理をしすぎて体調不良。なにしてるんだろう…このまま消えていくだけなのかな…と虚しく立ちつくした時に言われた自分の時間を大切にしなさいという父からの言葉が沁み入りました。
これからは自分の心地よいと思う時間を作って大事にしていこうと心底思いました。時間がないとインスピレーションも浮かばないし感性は枯れていくし絵も描けないままになってしまう。
感性を研ぎ澄ませて
玉も心も磨かないと光らない。
磨きはじめるのに遅過ぎることはないのですよ!と。
●ラピスラズリの石言葉…真実・崇高・幸運・成功・愛と平和・健康・正しい方向へ導く
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