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SUPER JUNIORファンクラブイベント【E.L.F-JAPAN 10th Anniversary ~The SUPER Blue Party~】

先日話したSUPER JUNIORのファンクラブイベントがあったので感想など。

私の数多ある推しのひとつがSUPER JUNIOR(以下SJ)だ。
ざっくりした紹介と最新アルバムについては先日触れたので参考にしていただいて。


「E.L.F-JAPAN 10th Anniversary ~The SUPER Blue Party~」と称した今回のイベントは、文字通り日本のファンクラブ創設10周年を祝うものだ。
本来なら来日して沢山のファンと共にお祭り騒ぎするはずだったが、この状況なのでやむを得ずオンラインでの開催となった。

ファンクラブイベントは、ゲームやトークを楽しむパートとライブパートの2部構成で行われることが多い。

SJのイベントはこのゲーム・トークパートが面白い。
一応台本はあるのだろうが、そんなことはお構いなしに大騒ぎして無法地帯と化すのが常だ。どれくらいかというと、日本のイベントではサポート要員として芸人さんが呼ばれることもあるのだが、笑いのプロである芸人さんがちょっと引くくらい

もちろんファンもその無法地帯ぶりを楽しみにしているからいいとして、毎回進行役の人は胃が痛いだろうな、とは思う。

そして今回進行役を任されたのは、あの東方神起のチャンミンだ。
最初に映った時にはめちゃくちゃ驚いた。
そして心の中で合掌した。

さすが日本活動の経験が多いだけあり、チャンミンの日本語⇔韓国語の切り替えは見事だった。が、メンバー8人を相手にするのは大変そうだった。

SJは基本的に自由だ。自由すぎるほど自由だ。
人の話を聞かない
トーク中に勝手に舞台から消える
人が話している最中に雑談を始める

なんて日常茶飯事である。小学生でももう少しちゃんとできる気がする。

台本通り進めたいチャンミンと、台本から逸脱して好き放題喋り始めるメンバー。早々に「私語は慎むように」というカンペも出たが、そんなことはお構いなしだ。チャンミンの笑顔が徐々に引き攣っていくのが分かる。
頑張れチャンミン。どんまいチャンミン。

そんなチャンミンに助け船を出したのが天の声こと根本さん。
(たぶんあの声は根本さんだと思うけど、違ったらごめんなさい)
根本さんはSJの通訳を長年担当してくれている大ベテランの通訳さんだ。
メンバーには「お母さん」と慕われ、ファンにも親しまれている。

SJはただでさえ他のグループよりメンバーが多い。
諸事情で5~13人と変動はあるものの、常時8人前後のトークを1人で同時通訳しなければならない。
しかも前述したように自由すぎるほど自由なので、1つのテーマで順番に話す、ということがまず無い。同時多発的にネタをぶっこみ、やいのやいのと騒ぐその全てを拾い、テンポを崩すことなく通訳してくれるのが根本さんなのだ。

根本さんの助けもあり、なんとか進んでいくイベント。
最初の挨拶を終え、駆け足で一問一答コーナーを終え、ゲームのためにチーム分けを始めた時点で、開始から1時間経っていた。進行大丈夫か。

ちなみに前半パートはこんな感じ。
①挨拶
②ファンからの質問コーナー
③チーム対抗ゲーム大会
④ファンからのメッセージ

ファンから募集したメッセージが流れるのをメンバーが見るコーナーは、相当巻きが入った状態でなだれ込むように始まったのでどうなることかと思ったけれど、モニターを見る横顔は真剣で、ひとつひとつの想いがちゃんと伝わっているのだな、と思えたので良かった。ふざけてばかりだけれど、本当にファン想いな人たちなのだ。

ここでメンバーはライブのために一旦下がり、司会のチャンミンともここでお別れ。最初は振り回されっぱなしだったが、なんやかんやでお互い楽しそうだったので良かった良かった。

衣装チェンジしてライブパート、セットリストはこんな感じ。

①Burn The Floor
②Super Clap
③MEDLEY(U~Sorry Sorry~DEVIL)
④Phantom pain(イェソン新曲)
⑤Traveler(K.R.Y.)
⑥Wings(D&E)
⑦House Party
⑧Star

時間的に3、4曲で終わりかなと思っていたので、日本でリリースしたユニット曲まで披露してくれたのは嬉しかった。イェソンのソロ曲は本人曰く「10回くらいリリース日が延期になった」らしいので、コロナの影響で事務所はバタバタなんだろうなと思ったり。

いつもの振付をアレンジしたり、メンバーでカメラに向かってわちゃわちゃしたりと相変わらず自由だったが、それもまたファンクラブイベントならではのお楽しみだ。

でも、やっぱり曲の合間にファンの掛け声が無いのは寂しいなぁ、会場で大声でやりたいなぁ、と物足りなさを感じたのも事実。
シウォンも最後の挨拶で「色んな思いがあるけど、残念という気持ちが一番大きい」と吐露していたが、他のメンバーも同じ気持ちなのだろう。慎重に言葉を選びながら手放しでは喜べないような様子だった。

SJのライブやイベントは面白いし楽しい。
けれどそれは、会場にいるファンの熱気や歓声が加わり、メンバーとファンとのやり取りがあって初めて完成するものなんだなぁ。と少し寂しい気持ちで終わった今回のオンラインイベント。

近い将来、またあの大歓声の中で大騒ぎするSUPER JUNIORが観られることを祈って待とうと思う。

30年後には油そばを食べながらディナーショーを開催するつもりらしいので、それまで長生きしないとね。

長くなりましたが、これでおしまい。
早くライブ行きたいよー。


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