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ちり鍋の底の残りに味は染む

ちり鍋(ちりなべ)三冬
【子季語】
鯛散り、鱈ちり、牡蠣ちり
【解説】
白身魚や豆腐、白菜、葱、などあくの少ない野菜類を昆布だしで水炊きにして、ポン酢などで食べる。河豚ちり、鯛ちり。また近年は豚肉のちり鍋なども好まれる。

ちり鍋の底の味染む残りもの

ここからの推敲したものが表題。「残りもの」の映像に印象を残すより、味が染みるんだぞ、というところに句の印象を残したかったの😏

評を望むところ

①助詞「に」の是非

②動詞「染む」の着地

③ちり鍋の底「の」→「に」の是非

【自句自解】

鍋料理にとっては食べられることが本望だと考えると、残り物というのはあまり望まれることではないよね。

でも、実は残り物には味が染みてるんだぞと、一緒に鍋の中で煮られてきた様々な具材のエキスが染み込んでいるんだぞと、まあそういうこと。

とかく、人の世もそうだよね。

そんな句です😏

園のみんな、どう思う?

Rxパイセンも気づいたら教えてくれー笑

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