(左手)ドケルバン病〜やっと…次へ…(リハビリ中)〜なのにまさかの(右手)バネ指発症（１）

やっと
やっと
左手ドケルバン病は
最後のステップ
リハビリ中
経過は順調
PTの先生とは
雑談しながらリハビリできるくらいの
余裕も出てきた

経過はご覧いただけたら幸いです

家事も出来ることから
少しずつ
始められた
両手を使うような調理は
無理
餃子は片手では包めないと気づき
笑う
フライパンもまだ持てないかな
でも
出来ることが確実に
増えてきた

そんな…ある時
右手で
包丁の柄をギュッと
握った瞬間

ズキンっと
電気が走った

「痛っ…」
この痛みは…
覚えがある…
あれでは…
イヤな予感がする

思わず
落としそうになる包丁を
どうにか
まな板の上に
そっと置いて

右手を見ると
中指が折れ曲がっていて
伸ばそうと思っても
伸びない

何度か伸ばそうと
意識をそこに
集中すると
何度目かの瞬間
ピクンと
撥ねるように
元に戻った

もう一度
曲げてみる
今度は
カクンッカクンッしながら
ピンッと伸びる

そして
痛い…痛い…痛い

退院後の受診の時に
やさしい主治医の先生に
右手の症状を
伝えてみる

それは腱鞘炎…「ばね指」ですね

長年続いた左手の
原因不明の痛みが
やっと
ドケルバン病とわかり
原因もわかり
手術を受け
痛みから少しずつ
解放されていくのを
見届けるかのように

今度は…右手…そんな…

でも
大丈夫

だって
私には
やさしい主治医の先生が
いるから

…と思っていたが
まさかの
先生からの
言葉が待っていた

(続く)