甘やかしてくれる人しか愛せない

気づいたら10月も半分が過ぎていた。

自分が書きたいように書こうと思って始めたはずなのに、誰かに読まれるとか、いいねが来るかなとか思ったら、書きたいことを書けなくなってしまった。

noteの機能上、いいねやコメント欄があるし、人気の記事がまとめられていたりするから、たくさんのいいねがある人が偉い（文章が上手くてすごい）と思いがちだけど、ここは競争の場ではない。

そんなものに振り回されて、書きたいことを書けなくなってしまっては、本末転倒だ。

でも、期待してしまう自分も嘘ではない。

誰かと話したいし自分のことをわかってほしいと思う。もうずっと、安心がほしくてたまらない。

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私は甘やかされたい人間だから、本当につらいときは女性より男性に連絡を取ってしまう傾向があるのだけど、今連絡を取っている男性（ひと）は、自分が寂しいから連絡してしまっているだけなのかなとか。それとも、本当に惹かれているのかなとか。

自分のことなのに、自分が全然わからない。仲いい友達のことはよくわかるのに。

ああ、もういい歳なんだから。もっと自分のことわかってよ。

今日は、連絡している男性の誕生日だ。昨日の夜電話でおめでとうを伝えた。電話をかけたときは、明日も仕事だし早めに切ろうと思ったけど、楽しくなって切れなかった。

お風呂に入りながら電話し続けてくれるとかもう私のこと好きじゃん、とか、自意識過剰かなとか、いろいろ考える。

今週は出張で地方にいる。仕事後はホテルで一人だから、人恋しくなっているのかもしれない。寂しいだけなのかもしれない。

私を甘やかしてくれるから、好きなのかなぁ。

褒めてくれるから、連絡をしてしまうのかなぁ。

甘やしてくれる人しか愛せない自分だったら嫌だなぁと思いつつ、でも、やさしくない人にやさしくできないのと同じだと少し思う。

愛は与えるものだと言うけれど、与えてばかりじゃ辛い。見返りっていうと聞こえが悪いけど、何かをしてくれなくてもいいから、私のこと愛していてほしい。ただ、想っていてほしい。

もう、なんでもいいから、みんな私のことを甘やかしてくれ。