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泳ぐ人のいない6月の海

ロングドライブの途中でちょっと休憩。
写真の細いトレイルを降りるとビーチが広がります。
海ってなんでこんなに嬉しい気分になるんだろう。

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もう6月で太陽はまぶしいほど強く
今はヒートウェーブも来ているというのに
お昼過ぎのこの時間に泳ぐ人は一人もいませんでした。
この辺りはいつもこんな感じ。
それにはいくつか理由があります。

水が冷たい!

黒潮の流れる日本と同じ太平洋なのに
北カリフォルニアにはアラスカからの寒流が流れています。
6月の平均水温は13度
日本の学校のプールの水温は22度以上とされているのと比べると
どれだけ低いかわかりますね。

ポイントによってサーファーはいますが
ウェットスーツは手足をすっぽり包むフルスーツをほとんどが着ています。

寒い!

水が冷たいので霧が発生します。
サンフランシスコが有名ですね。
ここは車で30分ほど南下した所なので、同じ移流霧。
写真で雲のように見えるのが霧です。
13度の海を渡ってできた霧なので、これに包まれると寒い!
風も強いです。

サメがいる!

調べたら11種類もいるそうです。
中には人を襲う種類もいますが
泳いでいる人が少ないので事件は少ない。
以前、空から親子クジラを見た事もあります。

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流れが強い!

Rip current、日本語では離岸流と呼ばれる流れが強いらしいです。
岸から沖へ流れるので、泳いでも泳いでも岸から遠ざかっていく。
毎年のように被害者が出てしまいます。

水が冷たく、流れも強い。
近くのアルカトラズ島から脱獄が不可能と言われているのも
なんだかうなずけますね。

トイレがない!

個人的にはこれがデカイと思っています。
海の家がないので、トイレはありません。
アメリカでトイレに行きたくなったら
スターバックスやマクドナルドを探さなくてはなりません。

という事で、もっとのんびりしたかったけど
早々にビーチを後にしました。


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