【イギリス生活】言葉に出して気持ちを伝える習慣。
「イギリスのマダムは褒め上手!」な、気がする。
2歳の娘を連れて、散歩や買い物に出かけると、必ずイギリス人のマダムに話かけられる。
びっくりしたのは、
ある日のスーパーでの出来事。
突然、娘の前にマダムが立ち止まって、
「まぁ!なんてかわいい子なの!!」
「彼女の髪型、とっても素敵だわ!」
「まるでお人形さんね!」
とにかく立ち止まって身振り手振りを使ってすごい勢いで娘を褒めてくれる。
本当にすごい勢い!!!
わたしは、マダムの褒め言葉に圧倒されながらも(いえいえいえいえ!そんな、とんでもないです…と内心思いつつも)笑顔で「ありがとう」と答えることしかできなかった。
嬉しいけれど、あぁいった時は何て答えればいいのだろう…?
肝心の娘を見ると、マダムのあまりの勢いに圧倒されて石のようにカチコチに固まっていた。
マダムは、これでもかとたくさん褒めてくれた後は、さらっと「じゃあね!」と言って、行ってしまった。
イギリス人の知り合いにこの話をしてみると、
イギリス人の年配の方は、思ったことをちゃんと言葉にして相手に伝える習慣があるとのこと。(全員ではないけれど)
そして、褒めてくれたら素直に「ありがとう」と伝えればよいらしい。
その後、さらに質問してきたらその質問に答える。
少なくとも謙遜はしなくていいよ!
とのことだった。
マダムからの熱烈な褒め言葉を、素直に受け取ることの難しさも感じつつも、人の温かさに触れることができて嬉しかった。
そして、またしても、きちんと言葉に出して相手に伝えることの大切さを学んだ。
イギリスの文化は奥が深い!
これからも異文化交流を楽しみながら、わたしなりにイギリス文化を学んでいきたいと思ったのだった。
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